楽天モバイルはやめたほうがいい?噂が当たる人と当たらない人を利用者に調査

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本記事は当編集部の独自調査・公開情報をもとに作成しています(一部にプロモーションを含みます)

2026年9月12日 更新

楽天モバイルの「やめたほうがいい」という評判が実際に当たったのは12.3%で、許容範囲以上が87.7%だったことと、迷いが減っていた理由は生活圏で困らないだけだったことを示す図

「楽天モバイルは安いけど、やめたほうがいいって書いてある記事ばかり出てくる」
「安さと無制限には惹かれているのに、最後の一歩が踏み出せない」

同じところで止まっている人は多くいます。困るのは、答えが真っ二つに割れていることです。同じ質問に「やめときましょう」と「都内ですが普通に使えてますよ」が並んでいて、どちらを信じればいいのか分かりません。

当編集部は楽天モバイルの利用者を調査しました。「やめたほうがいい」と言われる最大の理由は電波で69.5%。いっぽう実際に使ってみて「噂どおり、または噂以上に悪かった」と答えたのは12.3%です。残る87.7%には、噂は当たっていませんでした。

つまりこの記事で決めていただきたいのは、噂が本当かどうかではありません。自分が12.3%の側に入るのか、87.7%の側に入るのかという一点です。この記事で、その見分け方までお伝えしますね。

結論

「やめたほうがいい」の中身は、ほぼ電波ひとつです。最大の理由に電波・エリアを挙げた人が69.5%で、2位のRakuten Linkの通話品質は8.9%でした。

ただし実際に使った人のうち、噂が当たったのは12.3%です。電波を最大の理由に挙げた層でも、87.2%は「許容範囲」に収まっていました。

分かれ目は、料金でもポイントでもありません。使い続ける理由のうち「自分の生活圏では特に困らないから」を挙げた層だけ、やめようか迷った経験が50.0%と、全体の76.8%より26.8ポイント低く出ました。安さ・無制限・ポイントを挙げた層は、全体と変わりません。

住んでいる場所による総合満足度の差は6.5ポイントにとどまります。決まるのは住んでいる街ではなく、自分の生活圏の中で、地下街やビルの奥をどれだけ使うかです。

※本記事は通信業界で約10年の実務経験を持つ専門家の監修を受けています。監修者情報はこちら

調査概要

調査対象
楽天モバイルの利用者(利用中・利用経験あり)
調査時期
2026年7月25日〜8月2日
調査方法
インターネット調査(当編集部が実施)

回答数などの調査の詳細は、調査結果の詳細データ(PDF)に記載します。

割合は設問ごとに回答した人を母数にしています。料金と手数料はすべて2026年9月12日に楽天モバイル公式サイトで確認しました。エリアの画面は当編集部が実際に操作して撮っていますので、あわせてご覧くださいね。

目次

楽天モバイルで迷った人は76.8%、何度もは12.8%

楽天モバイルをやめようか何度も迷った人はすすめたい度が4以上で16.7%まで落ち、全く迷っていない人の69.6%と大きく開くことを示す横棒グラフ

まず、迷っているのはあなただけではありません。当編集部の調査では、76.8%が「やめようか」と思った経験を持っていました。

ただし、迷いの濃さはばらばらです。ここを分けて見ると、この記事の結論が見えてきますよ。

最多は「少し考えた」53.7%、何度もは12.8%

使っていて「やめようか」と思ったことはあるか

当編集部調べ(2026年7〜8月)

少し考えたことがある53.7%
全くない23.2%
何度もある12.8%
一度だけある10.3%

最も多いのは「少し考えたことがある」で、半数を超えています。一度も思わなかった人は4人に1人もいません。

裏を返すと、迷うこと自体は珍しくないということですね。問題は、その迷いがどこまで濃くなるかです。

「何度もある」人のすすめたい度は16.7%

迷いの濃さ別に「これから契約する人にすすめますか」を見ると、差がはっきり出ます。5段階で4以上を選んだ人の割合です。

迷いの濃さ別・すすめたい度が4以上の割合

5=とてもすすめたい/1=すすめない 当編集部調べ(2026年7〜8月)

全くない69.6%
少し考えたことがある56.8%
一度だけある35.3%
何度もある16.7%

「何度もある」と答えた層だけ、はっきり別の結論になっています。平均は2.42で、全体の3.43を大きく下回りました。

一方で「全くない」と答えた層は、総合満足度が4以上の人が93.5%に達しています。同じサービスを使っていても、たどり着く結論が正反対になるわけです。

この分かれ目がどこにあるのかを、この先で数字にしていきましょう。

楽天モバイルをやめたほうがいい理由は電波が7割

楽天モバイルをやめたほうがいいと言われる最大の理由は電波・エリアが69.5%で、2位以下はいずれも9%未満であることを示す図

次に、そもそも何が言われているのかを整理します。当編集部が「『やめたほうがいい』と感じる最大の理由」を1つだけ選んでもらったところ、答えは一点に集まりました。

電波・エリアが69.5%で2位以下は9%未満

「やめたほうがいい」と感じる最大の理由(1つだけ)

当編集部調べ(2026年7〜8月)

電波・エリアがつながりにくい69.5%
Rakuten Linkの通話品質・使い勝手8.9%
速度が出ないことがある8.9%
店舗・サポートが少ない5.9%
お得さが楽天経済圏ありき3.0%
プラン・請求・キャンペーンが分かりにくい0.5%

上位1つで7割です。料金が高いとか、契約が縛られるといった話ではありません。「やめたほうがいい」の中身は、ほぼ電波ひとつに集約されると考えてよいでしょう。

ここが分かると、調べる範囲を1つに絞れます。自分にとって電波が問題になるかどうかだけを確かめればよい、ということですね。

契約前に言われたのも「地下」と「建物の中」

契約する前に何を言われたのかも、自由記述で調査しました。書かれていた内容は、場所の話に偏っていました。

30代・男性
「ビルの中や地下通路、地下鉄などで電波が繋がりづらい」「Rakuten Linkアプリの通話で音質が途切れたり相手の声が聞き取りにくかったりする」と聞いていたため。
50代・女性
地下や建物内で電波が弱いという口コミが多く、日常利用で困らないか不安でした。

聞かされる内容は、ほとんどが屋外ではなく屋内の話です。地下、ビルの中、商業施設の奥という具体的な場所が繰り返し出てきます。

なお、電波が弱くなる場所や頻度、そのときの症状と対処は、当編集部が別の記事でまとめています。この記事では扱いませんので、気になる方はそちらをご覧くださいね。

楽天モバイルの噂が当たったのは12.3%だけ

楽天モバイルの評判が割れて見えるのは、噂が当たった12.3%と当たらなかった87.7%が混ざっているためであることを示す図

ここがこの記事の芯です。言われていたことが、使ってみてどうだったかを当編集部は直接調査しました。この設問を持っている記事は、当編集部が調べたかぎり他にありません。

許容範囲以上87.7%・噂どおり以上12.3%

「やめたほうがいい」という評判は、実際に使ってみてどうだったか

当編集部調べ(2026年7〜8月)

一部は本当だが許容範囲59.1%
噂ほど悪くなかった(むしろ満足)28.6%
噂どおりで不満が多い10.8%
噂以上に悪かった1.5%

「噂ほど悪くなかった」と「一部は本当だが許容範囲」を合わせると、87.7%になります。反対に「噂どおり」と「噂以上に悪かった」は12.3%でした。

この12.3%を小さい数字として片づけないでください。8人に1人には、噂が当たっていました。

実感が変わると満足度は反転

実感別に総合満足度を見ると、差はきれいに分かれます。5段階で4以上を選んだ人の割合です。

実感別・総合満足度が4以上の割合

5=とても満足/1=不満 当編集部調べ(2026年7〜8月)

噂ほど悪くなかった98.1%
一部は本当だが許容範囲65.5%
噂どおりで不満が多い5.3%
噂以上に悪かった0%

「噂どおりで不満が多い」と答えた層で、満足側は5.3%だけです。ここに中間はありません。この落差は覚えておいてくださいね。

同じ月額を払って、同じアプリを使っていても、結論は両極に分かれます。答えが割れて見えるのは、書いている人の意見が違うからではなく、当たった人と当たらなかった人が混ざっているからなのですね。

電波を理由に挙げた層でも87.2%は許容範囲

もうひとつ見ておきたい数字があります。「やめたほうがいい」の最大の理由に電波を挙げた層だけを取り出して、実感を見たものです。

電波を最大の理由に挙げた層の実感

当編集部調べ(2026年7〜8月)

一部は本当だが許容範囲62.4%
噂ほど悪くなかった24.8%
噂どおりで不満が多い10.6%
噂以上に悪かった2.1%

電波を一番の理由だと考えている層でも、87.2%は許容範囲に収まっています。つまり「電波が理由で言われている」ことと、「自分にとって電波が問題になる」ことは別の話です。

では、その分かれ目はどこにあるのでしょうか。次の章で、この記事でいちばん強い数字をお見せしますね。

楽天モバイルの分かれ目は生活圏で困らないか

楽天モバイルを使い続ける理由のうち、やめようか迷った経験の割合が全体の76.8%より低いのは生活圏で困らないの50.0%だけであることを示す図

「それでも使い続けている理由」を複数回答で調査しました。そして理由ごとに「やめようか迷った経験がある人の割合」を出しました。ここで、予想と違う結果が出ています。

最多は安さ79.8%。ただし迷いは止まらず

それでも使い続けている理由(複数回答)

当編集部調べ(2026年7〜8月)

料金が安いから79.8%
楽天ポイント・楽天経済圏がお得だから47.3%
データ無制限だから43.3%
自分の生活圏では特に困らないから22.7%
乗り換えが面倒だから17.7%
2台持ちのサブなので問題ないから6.4%

理由の1位は安さで、8割近くが挙げています。多くの記事はここで「安いから我慢して使っている」と締めますが、当編集部はもう一歩進めました。

理由別に見ると1つだけ迷いが少ない

続ける理由別・「やめようか迷った経験がある」割合

全体は76.8% 当編集部調べ(2026年7〜8月)

自分の生活圏では特に困らないから50.0%
楽天ポイント・楽天経済圏がお得だから71.9%
料金が安いから74.7%
データ無制限だから78.4%
乗り換えが面倒だから83.3%
2台持ちのサブなので問題ないから100%

全体では76.8%が迷った経験を持っています。そのなかで「自分の生活圏では特に困らないから」だけが50.0%でした。全体より26.8ポイント低い数字です。

安さもポイントも無制限も、全体とほとんど変わりません。これらは使い続ける理由にはなっても、迷いを減らしてはいないということです。

「乗り換えが面倒だから」は83.3%、「2台持ちのサブなので問題ない」に至っては100%が迷った経験を持っていました。サブ回線にすれば安心とは言えないのですね。

「生活圏で困らない」層は満足度91.1%

この層を別の角度からも見てみましょう。

◎ 「生活圏では特に困らない」を挙げた層
  • ✓ 総合満足度が4以上:91.1%
    平均は4.13です。全体の67.7%を大きく上回りました
  • ✓ 乗り換えを考えていない:69.6%
    全体は45.3%です
  • ✓ 「噂ほど悪くなかった」と答えた:56.5%
    全体は28.6%です
△ 安さ・ポイント・無制限を挙げた層
  • ✕ 迷った経験は全体と変わりません
    安さ74.7%・ポイント71.9%・無制限78.4%で、全体の76.8%と同じ水準です
  • ✕ 使い続ける理由にはなっています
    ただし迷いを止める働きは、数字の上では見えませんでした

どの数字も全体を大きく上回りました。楽天モバイルで満足できるかどうかは、料金でもポイントでもなく、自分の生活圏で電波が足りるかどうかで決まっていると読めるでしょう。

住んでいる場所の差は6.5ポイント

ここで気をつけたいことがあります。「生活圏」と聞くと、都会か地方かの話に読めます。しかし当編集部の調査では、そうはなりませんでした。

主な利用エリア別・総合満足度が4以上の割合

5=とても満足/1=不満 当編集部調べ(2026年7〜8月)

都市部(政令市クラス)69.8%
地方都市66.1%
郊外・農村部63.3%

いちばん高い都市部といちばん低い郊外・農村部の差は、6.5ポイントです。「地方だから満足度が低い」とは言えない結果でした。

そして、これは公式の案内とも一致しています。楽天モバイルのサービスエリアマップには、次の注記が付いています。

楽天モバイル公式のサービスエリアマップ。地下や屋内では通信速度が変化する場合があるという注記と、2026年6月1日更新の表示が写っている
楽天モバイル公式のサービスエリアマップ

2026年9月12日確認。マップは2026年6月1日更新(2026年5月18日時点のデータ)です

※高速データ無制限エリアであっても、地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所、電波の状況等によって通信速度が変化する場合あり

決まるのは住んでいる街ではなく、生活圏の中のどこを使うかです。同じ東京でも、地上を歩く人と地下街を毎日通る人では話が変わります。

なお、用途別や時間帯別の速度については、当編集部が別の記事で調べていますので、あわせてご覧ください。

楽天モバイルをやめようと思った人のその後

楽天モバイルの利用者で乗り換えを考えていない人が45.3%で最も多く、検討先の1位はUQモバイルとワイモバイルの25.1%であることを示す図

迷ったあとに何が起きたのかを追った記事は、当編集部が調べたかぎりありませんでした。ここでは、決め手になったものを両側から並べます。

乗り換えを考えていない人が45.3%で最多

乗り換え先として検討した(している)会社(複数回答)

当編集部調べ(2026年7〜8月)

乗り換えは考えていない45.3%
UQモバイル・ワイモバイル25.1%
ahamo・povo・LINEMO21.2%
その他の格安SIM16.7%
ドコモ・au・ソフトバンク12.8%

乗り換え先を1社でも挙げた人は54.7%でした。迷った経験がある人は76.8%なのに、具体的な乗り換え先まで考えた人は54.7%にとどまります。

迷いが行動に変わるところで、一度ふるいにかけられているようですね。ここは自分に置き換えて読んでみてください。

踏みとどまった決め手は「普段は困らない」

踏みとどまった側
地下で通信しづらいことが何度かあって乗り換えを考えましたが、普段は問題なく使えて料金も安いので、そのまま利用しています。
踏みとどまった側
自宅にWi-Fiもあるため生活圏内では通信に困らず、データ無制限で月額料金が安いため
40代・男性/踏みとどまった側
地下で電波が弱くなった際に乗り換えを考えましたが、月額料金の安さと楽天市場でのポイント還元率の高さというメリットが大きかったため踏みとどまりました。

いずれも「地下では困った」と書いたうえで、そのまま使い続けています。困った場所が生活のごく一部に収まっているかどうかが、そのまま分かれ目になっています。

乗り換えた決め手は困る場面が一部でないこと

乗り換えを考えた側
地下施設や建物の奥、旅行先などでつながらない場面が多々あり、安心して利用出来る回線への変更を考えました。
30代・男性/乗り換えを検討した側
地下鉄での移動中に動画が止まることがあり、ahamoやUQモバイルへの乗り換えを考えたことがあります。しかし、他社で30GB以上のプランにすると料金が一気に跳ね上がるため、
50代・女性/乗り換えを考えた側
昔に比べて乗り換えは簡単なので、他を試すのも良いと思います、電波状況は必ず確認した方が良いです、プラチナバンドが適応されていない地域だと、大手キャリアしか使った事が無ければ信じられない程、使えない事が有ります。

書かれている場所を並べると、「地下施設」「建物の奥」「旅行先」と、複数に広がっています。1か所で困るか、行く先々で困るかの違いだと考えてよいでしょう。

「噂どおり以上に悪かった」層は実際に行動

もうひとつ、噂が当たってしまった層がどうしているかを見ておきましょう。

△ 「噂どおり以上に悪かった」層
  • ✕ 最大の理由が電波:72.0%
    この層でも電波に集中しています
  • ✕ 乗り換えを考えていない:24.0%
    全体は45.3%です。約半分しかありません
  • ✕ 64.0%が利用歴3年以内
    合わない人には、比較的早い段階で結論が出ています

乗り換えを考えていない人の割合が、全体の約半分しかありません。この層は迷ったままではなく、すでに次を探しています。

乗り換え先を具体的に比べたい場合は、当編集部が乗り換え先ごとに記事を用意しています。

楽天モバイルの契約前に確かめること

楽天モバイルを契約する前に、公式のエリア判定に住所を入れることと、使う地下鉄の路線が一覧にあるかを見ることを示す図

「契約前に知っておけば、やめようか悩まずに済んだ」と思うことも調査しました。最も多かったのは、自分の生活圏の電波を先に確かめておくことです。

40代・男性
パートナー回線やプラチナバンドの導入が進んでいて、生活圏内であれば実用上ほとんど不便なく使えることです。事前に自分の移動範囲の電波状況を把握しておけば余計な心配をしなくて済んだと感じます。
50代・女性
建物内や地下ではアンテナが立っていても通信できない場面があるので、場所による差を理解しておくと悩まずに済んだと感じました。

そこで、契約する前にできることを2つに絞って書きます。どちらも数分で終わりますよ。

確かめかた1:公式ツールに住所を入れる

楽天モバイルは、住所を入れるとその場所の電波状況を判定してくれるツールを公開しています。当編集部が東京都庁の住所で実際に通してみました。

1

「my エリア 通信シミュレーション」を開く

目安1分

楽天モバイル公式サイトの「通信・エリア」から入れます。会員登録やログインは要りません。

2

自宅の住所を入れて、候補から選ぶ

目安1分

番地まで入れると候補が出るので、その中から選びます。郵便番号と番地の情報をもとに判定される仕組みです。

3

勤務先や通学先も足す

目安1分

よく行く場所を2つまで追加できます。自宅だけで判断せず、平日に長くいる場所を必ず入れてください。

4

「つながりやすさをチェックする」を押す

目安1分

総合判定がアルファベットで出ます。あわせて、入れた場所ごとの電波状況も表示されます。

楽天モバイル公式の「my エリア 通信シミュレーション」に東京都庁の住所を入れた結果。あなたのエリアの総合判定はC、ご自宅の電波状況は○と表示されている
東京都庁の住所で判定した結果

2026年9月12日確認。判定は2025年4月時点の電波状況を反映しています

判定はアルファベットで出ます。東京都庁の住所では総合判定がC、自宅欄の電波状況は○でした。○には「ほとんどのエリアで快適にご利用いただけます(面積の80%以上で電波良好)」という説明が付いています。

都心の一等地でも最上位ではない、ということですね。都会だから安心とは限らないことが、公式のツールからそのまま読み取れるでしょう。

ただし、このツールを絶対視しないでください。楽天モバイル自身が次のように書いています。

入力いただいた所在地情報に紐づいた郵便番号・番地情報をもとに、電波状況を表示しています。地下、高層階、大きな商業ビルの屋内等の場所、電波の状況等により、表示結果と実際のつながりに差が生じる場合があります。

つまり、このツールは当たりを付けるためのものです。地下や高層階については、ここで良い判定が出ても実際は違うことがあります。

確かめかた2:使う地下鉄の路線を見る

「地下がダメ」という言葉には、実は2つの意味が混ざっています。ここを分けておくと、判断が楽になりますよ。

楽天モバイルは、地下鉄の停車駅と駅間の対応状況を路線ごとに公開しています。当編集部が確認したところ、東京メトロ銀座線はG-01渋谷からG-19浅草まで、全19駅と駅間が「データ高速無制限」と表示されていました。

楽天モバイル公式の地下鉄の駅別の対応状況。東京メトロ銀座線のG-01渋谷からG-19浅草まで全19駅と駅間にデータ高速無制限の表示がある
楽天モバイル公式の地下鉄の駅別の対応状況(東京メトロ銀座線)

2026年9月12日確認。ページの表示は2023年6月1日更新です

ページには次の注記が付いています。

※各駅(駅ホーム・改札・車中など)での調査の結果、4G回線でご利用いただけることを確認しています。
※データ高速無制限エリアであっても、遮蔽物、使用製品等の利用環境の影響で電波が弱く、通信・通話が制限される箇所があります。
※掲載されていない鉄道路線に関しては、現在掲載準備中です。

注意していただきたいのは、対象が掲載されている路線の駅と駅間に限られることです。地下街やビルの地下、商業施設の奥は、先ほどのエリアマップの注記の側に入ります。

自分が毎日通るのが「地下鉄の駅」なのか「地下街や建物の奥」なのかで、答えは変わります。前者なら公式の一覧で確かめられますし、後者なら実際に試してみるしかありません。

「合わなければ戻れる」費用は無料ではない

最後に、お金の話をひとつ。試してみて合わなければ戻ればいい、という考え方があります。ただしその前提は、いまは正確ではありません。

項目金額条件
契約事務手数料0円(税込0円)同一名義で累計5回線以上の場合、2025年11月19日より1回線につき3,500円(税込3,850円)
MNP転出手数料0円(税込0円)—
解約事務手数料(利用開始から1年経過後)0円(税込0円)—
解約事務手数料(利用開始から1年以内)最大980円(税込1,078円)Rakuten最強プランの場合。2025年4月1日以降に利用が開始された回線が対象

※横にスクロールできます

楽天モバイル公式サイト「各種手数料」2026年9月12日確認。各種割引・プログラムにより解約事務手数料は異なります。

楽天モバイル公式の各種手数料ページ。回線利用開始から1年以内に解約した場合の解約事務手数料が最大980円(税込1,078円)と記載されている
1年以内の解約にかかる手数料(公式の記載)

2026年9月12日確認

1年以内にやめると、最大1,078円(税込)がかかります。1年を過ぎていれば0円です。MNP転出手数料は0円のままですから、負担はこの1回だけですね。

監修者コメント

監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)

解約の費用は「かからない」と言い切れる時期と、そうでない時期があります。2025年4月1日以降に使い始めた回線は、1年以内にやめると最大1,078円(税込)がかかります。試してから決めるなら、この線引きだけ先に確かめておいてくださいね。

金額としては小さいのですが、「無料だから気軽に試せる」と書いている情報を見かけたら、確認日を見てください。2025年4月1日以降に利用を始めた回線から、扱いが変わっています。

楽天モバイルが向かない人と向く人

楽天モバイルのやめたほうがいいが当たるかどうかは、地下街やビルの奥を使うか、行く先々での安定が要るか、通話とデータ量の4つで分かれることを示す図

ここまでの数字を、判断できる形にまとめます。当たった12.3%と、当たらなかった87.7%では、何が違ったのかを並べます。

監修者コメント

監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)

つながりやすさは、エリアの広さだけでは決まりません。同じ市内でも、地下街や建物の奥では届き方が変わります。自分が長くいる場所で確かめるほうが、地図を眺めるより確実ですよ。

△ 「やめたほうがいい」が当たりやすい人
  • ✕ 地下街やビルの奥、商業施設の中を毎日のように使う
    公式のエリアマップも、この3か所は通信速度が変わる場合があると書いています
  • ✕ 行く先々でつながることを求めている
    出張や旅行が多く、移動先での安定を最優先する使い方です
  • ✕ Rakuten Linkで仕事の電話をかける
    理由の2位が通話品質で8.9%でした
  • ✕ 月のデータ量が3GB未満で、安さだけを求めている
    段階制なので、少量帯では安さが出にくくなります
  • ✕ サブ回線を持つつもりがない
    つながらない場所を別の回線で埋める手が使えません
◎ 「やめたほうがいい」が当たりにくい人
  • ✓ 自宅・職場・通学先が決まっていて、移動の範囲が読める
    この層は迷った経験が50.0%で、全体の76.8%より低く出ました
  • ✓ そのどこかにWi-Fiがある
    屋内の弱さを、Wi-Fiで埋められます
  • ✓ 月に20GB以上使う、または月ごとの差が大きい
    段階制と無制限が噛み合う使い方です
  • ✓ 楽天市場や楽天カードを日常的に使っている
    使い続ける理由の2位がポイントで47.3%でした
  • ✓ つながらない場所が数か所なら、そこだけ避けられる
    困った場所が生活のごく一部に収まる使い方です

当たってしまった側に共通する条件

この層では72.0%が最大の理由に電波を挙げ、乗り換えを考えていない人は24.0%しかいません。そして64.0%が利用歴3年以内でした。

「やめたほうがいい」側
スマホを常に使用する、仕事で必須な方は辞めた方が良いと思います。公共施設等だと繋がりにくかったり、地下だとほぼ電波はないです。
「やめたほうがいい」側
電波自体は他の会社とさほど変わらない。楽天リンクの通話品質だけは本当に悪いので、よく電話するならやめた方が良いです。
「やめたほうがいい」側
まだ自社回線が弱い楽天はやめた方がいい。docomoやau、Softbankの回線が使える格安SIMの方が回線パンクしにくい

当たらなかった側に共通する条件

この中心にいるのが、「自分の生活圏では特に困らないから」使い続けている層です。満足度が4以上の人が91.1%で、迷った経験は50.0%にとどまりました。

50代・女性/「試す価値がある」側
自分がよく使う場所で電波がどうかを先に確認すると後悔しません。料金と無制限のメリットが合うなら十分選択肢になります。
「試す価値がある」側
電波が弱いのでそれが気になる人には向いてないと思います。気にしないならデータ無制限はオススメです。
「試す価値がある」側
一度使ってみて自分のライフスタイルに合うかどうかを判断して合わなかったら解約するのがいいと思います。場所によって評判が全く違うので。

6つの質問で自分がどちら側かを確かめる

上の2枚のカードを質問の形にしたものです。点数は付けません。どの回答がそう判定させたのかと、根拠になった調査の数字をあわせて表示します。

「やめたほうがいい」は自分に当たるか(6問)

6つの質問に答えると、当たりやすい側か当たりにくい側かが出ます。点数は付けませんので、理由と次にすることを読んで判断してくださいね。

Q1. よく使う場所に、地下街・ビルの奥・商業施設の中は含まれますか

Q2. 電波は、生活圏で足りればよいですか

Q3. Rakuten Linkで長電話や仕事の電話をしますか

Q4. 月のデータ量はどのくらいですか

Q5. 楽天市場や楽天カードを日常的に使っていますか

Q6. サブ回線(2台持ちやデュアルSIM)を持てますか

※判定は当編集部の調査(2026年7〜8月)と、2026年9月12日に楽天モバイル公式サイトで確認した条件にもとづく目安です。電波は場所と時間で変わります。申し込む前に必ず公式のエリア情報でお確かめください。

楽天モバイルで迷う人への利用者のアドバイス

楽天モバイルをすすめる人もすすめない人も、どこで何に使うか次第だという同じ結論を述べていることを示す図

最後は、当編集部の言葉ではなく、実際に迷った人たちの言葉を置きます。書かれたもののうち、賛否を同じ数だけ並べました。

「やめたほうがいい」と書いた人の言葉

利用者
地下など電波が悪いところで多く使う人はやめたほうがいい
利用者
少しだけ料金が上がったとしてもオンライン限定のキャリア会社(ahamo等)の方が、どこへ行っても通信速度を気にせず利用できます
利用者
楽天カードなど使用しているとお得が多いですが利用しない場合は他社で十分
40代・女性
都心部はいいが、それいがいは繋がりにくい
それと、建物内も繋がりにくい

「試す価値がある」と書いた人の言葉

利用者
地下でのつながりは弱いですが、それ以外は他のキャリアと遜色ないと感じています
利用者
田舎ではなければ、通信速度なども問題なく、大丈夫だと思います。安いので、その点はおすすめです。
50代・女性
楽天ユーザーの人には絶対オススメ。そうでない人は好きか嫌いかで判断しても良いですが、ギガをたくさん使う人にとっては、楽天モバイルはかなりお得だという事は知っておいて欲しいなと思います。
利用者
自分がスマホ利用で大切なポイントや、自分の使い方を重視した方がよいです。

両側を読み比べると、否定している人も肯定している人も、同じことを言っているのが分かります。自分がどこで何に使うか次第だ、という一点ですね。

楽天モバイルのやめたほうがいいのよくある質問

「つながらない」には圏外、アンテナは立つが通信できない、Wi-Fiにつながらないの3つがあり、それぞれ原因が違うことを示す図

ここまでで触れきれなかった疑問をまとめます。検索でよく出てくるものから順に並べました。

Q

楽天モバイルの解約率はどのくらいですか?

A

楽天モバイルは解約率を公表していないため、当編集部もお答えできません。参考として、当編集部の調査では「やめようか」と思った経験がある人が76.8%、実際に乗り換え先を1社でも挙げた人が54.7%でした。迷いと行動には開きがあります。

Q

楽天モバイルとahamo、どちらがいいですか?

A

当編集部の調査では、乗り換え先としてahamo・povo・LINEMOを挙げた人が21.2%でした。データを多く使うなら無制限のある楽天モバイル、どこでも同じようにつながることを優先するならドコモ回線のahamoという分かれ方になります。

Q

「圏外」と「アンテナは立つのに通信できない」と「Wi-Fiにつながらない」は何が違いますか?

A

3つは別のものです。圏外は電波が届いていない状態を指します。アンテナは立つのに通信できないのは、電波は届いているが混雑や遮蔽物で通信が通らない状態です。

Wi-Fiにつながらないのは、契約している携帯会社とは関係がありません。楽天モバイルのエリアマップにも「地下、屋内、大きな商業ビルの屋内等の場所」で通信速度が変化する場合があると書かれています(2026年9月12日確認)。

Q

楽天経済圏を使っていなくても得になりますか?

A

当編集部の調査では、「やめたほうがいい」の理由に「お得さが楽天経済圏ありき」を挙げた人は3.0%と多くありません。ただし使い続ける理由としてポイントを挙げた人は47.3%います。ポイントを外して考えると、判断材料は料金と無制限の2つに絞られます。

Q

サブ回線(2台持ち)として使うのはどうですか?

A

当編集部の調査では、「2台持ちのサブなので問題ないから」を理由に挙げた層は、100%が「やめようか」と思った経験を持っていました。サブ回線にすれば迷わなくなる、とは言えない結果です。2回線目の使い方は別の記事でまとめています。

Q

1年以内に解約すると、いくらかかりますか?

A

Rakuten最強プランの場合、最大980円(税込1,078円)の解約事務手数料がかかります。対象は2025年4月1日以降に利用が開始された回線です。1年を過ぎていれば0円で、MNP転出手数料も0円です(楽天モバイル公式サイト・2026年9月12日確認)。

まとめ:楽天モバイルは生活圏の中で決まる

楽天モバイルをやめたほうがいいかは住んでいる街ではなく、生活圏の中のどこを使うかで決まることを示すまとめの図

当編集部が楽天モバイルの利用者を調査した結果を、もう一度整理します。

  • 「やめたほうがいい」と言われる最大の理由は電波で69.5%
  • ただし実際に使って「噂どおり、または噂以上に悪かった」のは12.3%
  • 残る87.7%には、噂は当たっていませんでした
  • 使い続ける理由のうち、迷いを減らしていたのは「自分の生活圏では特に困らないから」だけ(迷った経験50.0%・全体は76.8%)
  • 住んでいる場所による総合満足度の差は6.5ポイントにとどまります

決まるのは、住んでいる街ではありません。自分が毎日使う場所に、地下街やビルの奥がどれだけ含まれるかです。

契約する前にできることは2つあります。公式のツールによく行く場所の住所を入れて当たりを付けること、そして使う地下鉄の路線が公式の一覧に載っているかを見ることですね。どちらも数分で終わりますよ。

合わなかったときは、1年以内なら最大1,078円(税込)の解約事務手数料がかかります。1年を過ぎていれば0円です。

自分の生活圏で電波が足りるなら

自宅と職場、通学先の電波に当たりが付いていて、月に20GB以上使う月があるなら、楽天モバイルは選択肢になります

楽天モバイル公式サイトでエリアと料金を確認する

※上のリンクは広告を含みます。当編集部は報酬の有無を推奨順位に影響させません。料金と手数料は2026年9月12日に公式サイトで確認。内容は変わることがあります

いっぽう、行く先々でつながることを優先するなら、乗り換え先を先に比べておくほうが早く決まります。

あわせて読みたい

評判の全体像、電波と速度の中身、乗り換え先の費用は、それぞれ別の記事にまとめています。

執筆:モバチェン編集部

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監修:高木 健太朗(株式会社ドミニオン所属の外部監修者)
2026年9月12日 監修

光回線の法人営業に約10年従事し、一次代理店のマネージャーを歴任。回線工事の立ち会いなどの現場経験をもとに、格安SIM・光回線ジャンルの記事を監修しています。

監修者・運営者情報 / マイベストプロ北海道のページ

監修範囲:料金の条件/解約金/速度の説明/比較の公平性(乗り換え手続きの具体的な操作手順は監修範囲に含みません。エリアと手数料の条件は当編集部が楽天モバイル公式ページで確認しています)

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