2026年9月22日 更新
「iPhone18も1円で買えるようになるのかな」
「1円って書いてあるけど、なんで1円になるのか分からない」
広告で見かける「1円」「実質1円」の表示に、同じところで引っかかっている方は多いはずです。当編集部の調査では、この売り方を「条件が合えばぜひ使いたい」と答えられた方は24.7%にとどまりました。

「1円」は値段ではなく、条件つきの見積もりです。返却の期限、回線の乗り換え、対象プランという3つの条件のうち、いくつを受け入れられるかで、その1円が自分にとって安いかどうかが決まります。
「1円」には、一括の販売価格、分割払い1回分の金額、返却や還元を含めた実質負担額など、異なる表示があります。まず何を1円と呼んでいるのかを確かめてから、条件を見ていきましょう。
この記事では、その仕組みを分解して、条件を1つずつ数えられる形にしていきますね。読み終わるころには、iPhone18で同じ表示が出たときに、自分で条件を数えて判断できるようになりますよ。
この記事のもとになった調査
- 調査対象
- iPhone18の購入を検討している人
- 調査時期
- 2026年8月
- 調査方法
- インターネット調査(Googleフォーム)
回答数などの調査の詳細は、調査結果の詳細データ(PDF)に記載します。
この記事でわかること
制度と条件はすべて2026年9月3日に総務省と各社公式サイトで確認しました。返却が前提のプログラムのページと、実際の「1円」表示は、当編集部が実際に開いて撮っています。順番に見ていきましょう。
iPhone18の1円は予約が始まっても出ていない
発売の発表とキャンペーンは別
「1円」の対象機種と条件を確認
2026年9月14日の確認でも、新モデルの「一括1円」「月額1円」の公式施策は見当たりません。
画像・製品情報:Apple(Pro/Pro Max)/Apple(Duo)。画像はタップで拡大できます。日程は2026年・日本時間。
18 Pro・Pro Max・Duoは、Appleが本体価格と発売日を発表しています。ただし、発売の発表と「1円」で買えるキャンペーンの告知は別です。まずは、購入する機種でどんな条件が案内されているかを見ていきましょう。
2026年9月14日にドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルの18 Proのページを開きましたが、「1円」の表示はどこにもありませんでした。返却を前提にした金額でいちばん安いauでも、のりかえで66,900円です。
一方で、ワイモバイルはiPhone 17e・16・16eを総支払額24円と案内しています(同日確認)。48回払いの1〜24回目が1円ずつで、25ヶ月目に特典を申し込んで端末を回収・査定してもらう条件です。
つまり「1円」は、いま出たばかりの機種ではなく、ひとつ前までの機種に、返却と回線の条件がそろったときに出てくる表示だということですね。
18 Pro・Pro Max・DuoはAppleの価格と日程が発表済みです。9月12日にはキャリア各社の販売価格も出ましたが、新モデルの「一括1円」「月額1円」の施策は見当たりません。
この記事に載せている金額は、すべていま公式に確定している仕組みの費用です。予想の価格を根拠にした計算は載せていません。
取扱発表だけでは「1円」の適用は決まらない
18 Pro/Pro MaxとDuoは、Appleに加えてドコモ・au・ソフトバンクが取扱日程を発表しています。ただし、取扱告知は「1円」の販売条件を示すものではありません。
「iPhone18が1円」という案内を見かけたら、対象が18 Pro・Pro Max・Duoのどれなのかを確かめましょう。旧世代の価格例や、返却後の負担額を新モデルの一括価格と取り違えないことが大切です。
検索結果に「1円」と出ていても、対象機種と条件は販売元の公式ページで確認しましょう。18 Pro・Pro Max・Duoのどれに適用される案内なのかを見ることが大切です。
それでも今、1円の読み方を押さえておく理由
価格とキャンペーンの発表後も、「1円」が何回分の支払いなのか、返却や回線契約が必要なのかを確認する必要があります。
販売価格だけでなく、対象機種・契約種別・割引・返却条件・手数料も改定される場合があります。注文時の見積もりと、その契約に適用される提供条件書を確認してください。
予約前に確認項目を整理しておくと、販売価格や割引が掲載されたときに、適用条件まで比較できます。
iPhone18の1円で分かれる購入検討者の行動

1円という売り方をどう受け止めているかで、次にやろうとしていることが大きく変わります。当編集部の調査で、この差がはっきり出ました。
1円を使いたいと言い切れる人は4人に1人
まず、受け止め方そのものの内訳を見てみましょう。
「条件が合えばぜひ使いたい」と言い切れたのは24.7%だけです。残りのうち、条件が不安29.0%・仕組みがよく分からない25.4%・安すぎて信用できない15.5%を合わせると69.9%になります。
広告の裏側。どうして1円と言う表記になるのか、その仕組み。
ワイモバイルなどでしているような機種代1円の仕組みがいまひとつわからない
この2つの声は、どちらも「安いかどうか」を聞いていません。なぜその値段になるのかを知りたいと書いています。
金額の一覧を並べても、この方たちの疑問は解けません。仕組みのほうを先に渡す必要がありますね。
仕組みが分かるかどうかで次の行動が変わる
もっとはっきり差が出たのは、安く買うためにやってもよいと考えていることでした。
仕組みが分かっている方は、乗り換えを受け入れる割合が72.9%です。仕組みが分からない方では34.7%まで下がり、その差は38.2ポイントありました。
代わりに、仕組みが分からない方が選んでいるのは「ひとつ前の機種にする」54.2%と「発売直後を避けて値下がりを待つ」44.4%でした。
仕組みが分かっている方は条件を受け入れる方向へ、分からない方は機種そのものを落とす方向へ進んでいます。知識の差が、そのまま選べる手段の数の差になっているわけですね。
ひとつ前の機種にすれば確かに安くなります。ただ、最新のiPhone18が欲しくてこの記事を読んでいる方にとっては、望んだ結果ではありません。
使いたい人でも返却前提の支払いを選んでいない
もうひとつ、見落とせない数字があります。1円を「使いたい」と答えた方に、どの支払い方法を予定しているかを聞いた結果です。
返却が前提のプログラムを選ぶつもりの方は22.9%にとどまりました。残る77.1%は、一括か分割か、まだ決めていないかのどれかです。
ここが、この記事でいちばん伝えたいところです。いま出回っている「1円」「実質1円」の多くは、返却が前提のプログラムを使って作られています。
つまり「1円を使いたい」と答えた方の4人に3人以上が、その1円を成り立たせている支払い方を選ぶつもりでいません。知らないまま店頭で勧められると、想定と違う契約に進んでしまいます。
次の章から、その仕組みを分解していきましょう。
iPhone18の1円という表示ができる仕組み

「1円」という表示は、大きく2種類に分かれます。手に入れる金額が1円なのか、月々の負担が1円なのかで、意味がまったく変わります。
一括1円と実質1円は別のもの
まず言葉の整理からいきますね。
一括1円は、端末そのものを1円で買い切る形です。支払いは1回で終わり、端末は自分のものになります。返す必要はありません。
実質1円という表示には、返却による残債免除やポイント還元を含む場合があります。月額1円とも一括1円とも同じではありません。返却条件付きの例では、端末を手元に残すなら残りの代金も払うことになります。
不安に感じることの2位が「『実質』表示の意味が分かりにくい」で39.2%でした。とくに「興味はあるが条件が不安」と答えた方では54.9%まで上がります。実際の声も見てみましょう。
キャリアの実質負担というのがよくわからないです。
キャンペーンや返却で実質が入り混じっている。
返却の有無に加えて、月額なのか支払総額なのか、ポイントを含んでいるのかも確認しましょう。表示の意味をそろえると比較しやすくなります。
端末の値引きには法律で上限がある
「一括1円をあまり見かけない」と感じている方も多いはずです。理由は制度にあります。
総務省は、通信契約とセットで端末を買うときの値引きについて、上限を超える場合を情報提供の対象として掲示しています。掲示されている金額を見てみましょう。
| 端末の定価 | 値引き等の上限額 |
|---|---|
| 8万円以上 | 4万円 |
| 4万円から8万円まで | 定価の50% |
| 2万円から4万円まで | 2万円 |
| 2万円以下 | その定価未満の額 |
※この表の金額は税抜です。上限4万円は税込44,000円に相当します。実際の割引額や対象条件は、各社のキャンペーン案内をご確認ください。
※横にスクロールできます
出典は総務省のテレコム競争政策ポータルサイトです。
改正の中身は電気通信事業法施行規則等の一部改正の概要に載っています。上限は以前の一律2万円から原則4万円に引き上げられました。
ここで気をつけたいのは、上限が決めているのは値引き額であって、売値の下限ではないことです。定価が低い端末なら、上限いっぱいまで値引くと1円に届く場合があります。
一方でiPhoneの最新機種は定価が高いので、上限まで値引いても1円には届きません。新品の最新iPhoneが一括1円になりにくいのは、この計算のためです。
監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)
一括1円と実質1円は別のものです。一括1円は買い切りで手元に残り、実質1円は返したときに残りが消える形です。同じ「1円」でも終わり方が違うので、どちらなのかを先に確かめてくださいね。
実質価格は返却を前提にした残りの支払額
では実質1円のほうはどう作られているのか。実際の表示で見ていきましょう。
ドコモのiPhoneのラインアップでは、機種ごとに3段の金額が並びます。2026年9月3日に確認したiPhone 17eの表示は、分割支払金の1〜23回目が3,461円、24回目が60,192円、支払総額が139,810円でした。
なぜ24回目だけ金額が大きいのか。ここが残価と呼ばれる部分で、23ヶ月目までに端末を返せば、この24回目の支払いが不要になります。返さなければ、そのまま払うことになります。
もうひとつ、楽天モバイルのiPhone購入ページの表示も見てみましょう。同じく2026年9月3日の確認で、iPhone 17eには製品価格117,200円と併記して「他社から乗り換え(MNP)時 1円/月〜」と出ていました。
同じページには「新規電話番号で申し込み:2,442円/月〜」「製品のみ購入:2,442円/月〜」とも書かれています。1円になっているのは、他社から乗り換えたときだけですね。
ここまでで、1円が3つの部品でできていることが見えてきます。分割払い、決まった時期の返却、そして乗り換えの3つです。
このうち1つでも外れると、表示は1円ではなくなります。広告の「1円」だけを覚えて店頭に行くと、この3つを同時に求められて驚くことになりますよ。
iPhone18で1円になるときに付いてくる条件

前の章で見た3つの部品を、それぞれ中身まで開いていきますね。ここが読めれば、iPhone18で似た表示が出たときにも同じ手順で確かめられます。
返却の期限と回数が決まっている
返却が前提のプログラムは、各社で名前も回数も違います。2026年9月3日に各社の公式ページで確認した条件を並べてみましょう。
残価設定型24回の分割払いで購入します。23ヶ月目までに返却すると、24回目にあたる残価の支払いが不要になります。回線契約はなくても加入できると公式に明記されています。
現行のスマホトクするプログラム+では、対象機種を24回払いで購入し、13〜25ヶ月目に回収すると最終回分の支払いが不要になります。特典利用料は最大22,000円で、所定のau買替特典による割引があります。加入済みの旧制度は契約時の条件を確認してください。
48回払いで購入することが必須です。13ヶ月目から24ヶ月目までに申し込む特典Aでは最大36回分、25ヶ月目以降に申し込む特典Bでは最大24回分の機種代金が不要になります。
48回の分割払いで購入し、25ヶ月目以降47ヶ月目までに回収されることで残りの支払いが不要になります。回線の申し込みは不要と公式に明記されています。
返却による残債免除は、分割払いと端末の回収・査定を組み合わせた仕組みです。利用できる期間と免除額、別に必要な費用は制度ごとに確認しましょう。
ドコモの23ヶ月目は残価免除の目安で、その後も再分割した残額の免除を受けられる場合があります。一方、楽天モバイルは25ヶ月目以降が対象です。「返却できる期間」と「申し込み後の回収期限」を分けて確認しましょう。
ここを読み違えると、返そうとした月にまだ返せなかったり、期限が過ぎていたりします。買う前に、自分が返す月を紙に書いておくと確実ですよ。
回線契約が条件になる場合とならない場合
「1円は乗り換えないと無理」と思い込んでいる方は少なくありません。ところがプログラムそのものは、回線契約が必須とは限りません。
ドコモの公式ページには、こう書かれています。
本プログラムは回線契約がなくてもご加入、ご利用いただけます。また、回線解約後もご利用可能です。この場合、dアカウントが必要となりますのでご注意ください
楽天モバイルのプログラムのページにも「楽天回線のお申し込み 不要」と明記されていました。
一方で、前の章で見たとおり、表示が1円まで下がるのは乗り換えのときでした。プログラム単体と、乗り換えの特典が組み合わさって1円になっている形です。
当編集部の調査では、乗り換えたくないと答えた方でも26.1%が返却前提のプログラムを使ってよいと回答しています。
ここは分けて考えると選択肢が増えます。乗り換えたくないなら、乗り換え特典なしでプログラムだけを使うという道が残っているためです。
1円にはなりませんが、残価のぶんは軽くなります。乗り換えが嫌だから全部あきらめる、という判断をする前に確かめてみてください。
対象プランや有料オプションが条件になる場合
3つ目の条件は、プランとオプションです。ここは社ごとの差が大きい部分になりますよ。
ソフトバンクの新トクするサポート+では、特典Aを使う場合に「あんしん保証パックサービス」への加入が必要と公式に書かれています。月額使用料は最大1,980円で、機種購入時から特典利用の申し込みが完了するまで加入している必要があります。
不安に感じることで「不要なオプションを付けられそう」を選んだ方は27.6%、「キャンペーンの適用条件が複雑」は29.3%でした。
機種返却プランで安く契約しても、必須の保険に入らねばならず月額が結局かさむことを事前に知りたかった
返却プログラムも選択肢に入れたいが条件などがよく分からないし、特なのかも分かりにくいところ
オプションの月額は、端末の割引額とは別のところで毎月出ていきます。月1,980円を24ヶ月続ければ47,520円になり、端末の割引と同じ規模の金額になります。
割引額とオプションの月額は、必ず並べて比べてください。
iPhone18の1円で見落とされやすい費用

ここまでが条件の話です。次は、1円という表示の後ろで積み上がっていく費用を見ていきます。
当編集部の調査で不安の1位だった「結局いくら払うことになるのか分からない」は68.6%で、原因の多くがこの部分にあります。
プログラムの利用料と特典の利用料
まず、プログラムを使うこと自体にかかるお金があります。
2026年3月5日から設定されました。機種や容量、加入時期によって金額が変わります。2026年3月4日までに加入した方は不要です。次の機種をドコモで買い、同じ名義で購入から31日以内にプログラムを使うと、「ドコモで買替えおトク割」で免除されます。
特典を使うときにソフトバンクで対象機種へ買い替えると、「買い替え応援割」で0円になります。
機種変更のときに請求されます。
ドコモとソフトバンクには、所定の買い替え条件を満たすと利用料が免除される仕組みがあります。楽天モバイルの事務手数料3,300円は同じ扱いではありません。返却後の買い替え先も含めて、それぞれの費用を確認しましょう。
1回だけ安く買うつもりでも、2回目以降の選択肢が狭くなる点は先に知っておきましょう。
早期に使うと足される料金と、傷があると足される料金
次に、返すタイミングと端末の状態で変わる費用を見ていきましょう。
13ヶ月目から24ヶ月目までに申し込む特典Aを使う場合に必要です。
2026年8月19日以降に加入した場合、Cランクで最大22,000円、Dランクで最大44,000円です。あんしん保証パックサービスに加入していれば発生しません。
査定で機能不良品と判定された場合に必要です。補償サービスに加入していれば2,200円、未加入なら22,000円になります。
端末の故障や破損で所定の条件を満たさなかった場合に、特典の適用を受ける際に必要になることがあります。
故障・損傷品に該当する場合に、指定の費用を請求されます。
返却するときに少しの傷でも2万と支払いはないといけないことです。
返却するときの修理費をとられること
この2つの声は、どちらも実際に払った方の言葉です。画面割れや欠けがあると、割引で浮いた金額の相当部分が戻っていきます。
2年間ケースなしで使う予定の方は、この費用を最初から見込んでおいてください。
返さなかった場合に支払いが続く
返さないという選択をしたときの扱いも確かめておきましょう。ドコモの公式ページには、こう書かれています。
支払期間(回数)を49か月(47回)に延長し、24回目(残価)の分割支払金をさらに24分割した金額を24回目以降の各回の分割支払金(再分割支払金)としてお支払いいただきます
楽天モバイルのプログラムでは、回収できない場合に残債を請求されるとしていますね。
つまり返さないと端末は自分のものになりますが、1円ではなくなります。表示されていた1円は、返すことと引き換えの金額だったわけですね。
監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)
返さなかった場合は、残された最後の支払いがそのまま続きます。早い時期に使うと足される料金や、傷があると足される費用もあります。2年間きれいに使い切れるかを、申し込む前に考えてみてください。
- 月々の負担が小さくなる(表示上は1円まで下がる場合があります)
- 2年ごとに新しい機種へ替えやすい(次の買い替えで利用料が免除される仕組みがあります)
- 端末の値下がりを気にしなくてよい(売る手間がかかりません)
- 端末が最後まで自分のものにならない(返すことが前提です)
- 返す時期を過ぎると支払いが続く(ドコモは49ヶ月まで延長されます)
- 傷や故障があると追加の費用がかかる(最大44,000円の例があります)
- プログラムの利用料や事務手数料が別にかかる(最大22,000円の例があります)
iPhone18の1円が向いている人と向かない人

条件と費用が見えたところで、自分に合うかどうかを判断していきましょう。条件の数を受け入れられるかどうかが分かれ目になります。
1円が向いている人・向いていない人
- 2年ごとに新しい機種へ替える
- 乗り換えに抵抗がない
- 返す月をカレンダーで管理できる
- 端末をきれいに使える
- 1台を長く使いたい
- 端末を家族に譲る予定がある
- 手続きを忘れそうだと感じる
- 傷が付きやすい使い方をする
知恵袋には、この分かれ目をそのまま書いた回答がありました。
実際は、機種変更が面倒になり、3年以上使い続ける方が多いのでキャリア側は赤字にならない様です。 2年できっちり機種変更できるなら得です。
この回答は、損得を決めているのが割引額ではなく自分の買い替えの習慣だと書いています。
過去に3年以上使っていたなら、今回も長く使う場合の総額を出してみましょう。返却条件付きの価格が安く見えても、自分の買い替え周期に合うとは限りません。
手元に残したいなら払い切る総額で比較する
当編集部の調査では、支払い方法として一括を予定している方が35.3%、分割で最後まで自分のものにすると答えた方が33.9%でした。合わせて69.2%が、端末を手元に残す買い方を選んでいます。
昨今の情勢から、おそらく価格はiPhone 17シリーズよりも上がりますが、iPhoneは中古でも状態が良ければそれなりに高価買取されますので、長期的に見れば返却前提は避けた方が良いと思います。
この方が指摘しているのは、返却で手放す端末にも価値が残っているという点です。返せば残価の支払いは消えますが、その端末を自分で売る道も同時に消えます。
端末を手元に残したい方は、返却を条件にした金額ではなく、払い切るまでの総額で比較しましょう。一括1円の販売がある場合と、返却条件付きの実質価格は分けて考えます。
1円の代わりに使える手段

1円が向かないと分かった方に、代わりの手段を並べておきますね。当編集部の調査で、安く買うためにやってもよいと答えられたものです。
| 手段 | 選んだ方の割合 |
|---|---|
| ひとつ前の機種にする | 44.5% |
| 発売直後を避けて値下がりを待つ | 34.3% |
| 容量を下げる | 18.4% |
※横にスクロールできます
この3つは、いずれも返す約束をしないで済む手段です。割引の額は1円の表示ほど大きくありませんが、端末は自分のものになります。
前の章で見たとおり、仕組みが分からないと答えた方はすでにこの方向を選んでいました。仕組みを知ったうえで同じ選択をするなら、それは納得した判断になりますね。
iPhone18の1円表示を申し込み前に確かめる手順
「1円」と表示されたときは、次の順番で費用と条件を確認してください。
5つの順番で見る
本体価格を見る
まず値引き前の価格を確認します。ここが全部の計算の起点になります。
その表示が一括か実質かを見る
支払回数、各回の金額、支払総額、返却条件が明記されているかを確認します。「分割」の文字が見当たらないだけで、一括1円と判断しないでください。
返却の期限と回数を見る
何ヶ月目までに返すのか、何ヶ月目以降なのか。「までに」と「以降」を読み分けます。
足される料金を見る
プログラムの利用料、特典の利用料、早期に使う場合の料金、傷があった場合の負担金。この4つの有無と金額を確かめます。
条件になっているプランとオプションを見る
加入が必要なオプションの名前と月額、その加入をいつまで続ける必要があるかを確かめます。
数字が変わっても手順は変わらない
旧世代の金額や返却制度は、記載した確認日時点の例です。新モデルの対象可否・残価・利用料は、購入する機種の提供条件書で確認してください。
確認項目は、購入時のキャンペーン条件とプログラムの規約に照らして使ってください。過去の価格例が、新モデルにも適用されるとは限りません。
決める前に止まる合図
最後に、その場で決めないほうがよい合図を挙げておきますね。次の3つのうち1つでも当てはまったら、いったん止まってください。
- 返却の期限が書かれていない
- 加入が必要なオプションの名前と月額が書かれていない
- プログラムの利用料の金額が書かれていない
この3つは、どれもあとから請求される側の情報です。書かれていないまま契約すると、次に金額を知るのは請求のときになります。
店頭でもオンラインでも、この3つが揃っている状態で判断しましょう。
iPhone18の1円についてよくある質問
iPhone18の1円についてで検索の多い疑問に、利用者の回答と公式の条件で答えますね。

iPhone18を一括1円で買えるようになりますか?
2026年9月10日の今回の確認では、18 Pro・Pro Max・Duoを一括1円で買える公式キャンペーンは確認できませんでした。「1円」の案内を見つけたら、1回分の支払額なのか、返却や回線契約が条件なのかを確かめてくださいね。
返却するときは、どこに返すのですか?
加入した会社の公式案内に従い、特典の申し込みと返却を行います。郵送か店頭か、回収・査定の期限は制度によって異なります。連絡が自動で届くことを前提にせず、会員ページで返却可能日を確認しておきましょう。
返さずに使い続けたらどうなりますか?
支払いが続きます。ドコモの場合は、支払期間を49ヶ月に延長し、24回目にあたる残価をさらに24分割して支払う形になると公式に書かれています。楽天モバイルの場合は、回収できないときに残債を請求されます。端末は自分のものになりますが、1円ではなくなります。
画面が割れていると追加のお金がかかりますか?
かかる場合があります。ソフトバンクでは2026年8月19日以降に加入した場合、Cランクで最大22,000円、Dランクで最大44,000円とされています。ドコモは補償サービスに加入していれば2,200円、未加入なら22,000円です。auと楽天モバイルにも同じ趣旨の負担金があります。
回線を契約しなくても返却プログラムは使えますか?
回線契約なしでも利用できる端末購入プログラムがあります。ただし、「1円」のキャンペーンに回線の乗り換えが必要かどうかは施策ごとに異なります。プログラムへの加入条件と値引きの条件を別々に確認してください。
ポイント還元は値引きと同じに考えていいですか?
同じには考えないほうが安全です。ポイントは使える店や期限が決まっている場合があり、現金と同じようには扱えません。総務省が情報提供の対象として掲示している内容にも、キャッシュバック等の利益の提供が値引きと並べて書かれています。金額を比べるときは、値引きとポイントを分けて書き出してください。
短い期間で解約すると何か起きますか?
契約する会社ごとに制限が設けられています。短い期間で乗り換えを繰り返す方法を勧める書き込みもありますが、当編集部は勧めません。制限に触れる基準は各社とも公開していないためです。契約前に、解約したときの費用と条件を必ず確かめてください。
iPhone17が1円になったら、iPhone18も1円になりますか?
そうなるとは限りません。旧モデルで実施された施策が、新モデルにも適用される保証はありません。販売元の公式ページで、対象機種、契約種別、支払総額、返却条件を確認してください。
まとめ:iPhone18の1円で確かめる3つの条件

この記事で見てきたことを、3つに絞っておきますね。
返却・回線・プランの3つを数えれば判断できる
1つ目は返却です。返す期限が何ヶ月目なのか、「までに」なのか「以降」なのかを読み分けます。返さない場合は支払いが続きます。
2つ目は回線です。プログラム自体の加入条件と、広告に表示された価格を受ける条件は別です。乗り換えが必要かどうか、対象キャンペーンで確認しましょう。
3つ目はプランです。加入が必要なオプションの名前と月額、いつまで続ける必要があるかを確かめます。月額のオプションは、端末の割引額と並べて比べてください。
この3つを数えて、受け入れられる数が多いほど、1円の表示は自分にとって安い買い物になります。受け入れられないものがあるなら、ひとつ前の機種にする、値下がりを待つ、容量を下げるといった手段のほうが合いますよ。
予約・購入前に確認すること
18 Pro/Pro Maxは9月12日(土)21時に予約開始、9月18日(金)に発売されました。Duoは10月16日(金)21時に予約開始、10月23日(金)発売です。日時は2026年の日本時間です。 予約日時が発表済みでも、「1円」で購入できるとは限りません。
販売価格・対象条件・返却費用を同じ機種と容量で確認し、実際の支払総額を比較してください。
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高木 健太朗
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株式会社ドミニオン所属の外部監修者(モバチェンの運営会社とは別の会社の方です)
光回線の法人営業に約10年従事し、一次代理店のマネージャーを歴任。回線工事の立ち会いなどの現場経験をもとに、格安SIM・光回線ジャンルの記事を監修しています。
マイベストプロ北海道において、北海道テレビ放送の審査を通過した登録専門家として掲載されています。
監修者の詳しいプロフィール / マイベストプロ北海道のページ
監修範囲:料金の条件/契約と端末の残債/比較の公平性(返却の手続きや申し込みの具体的な操作手順は監修範囲に含みません。手順は当編集部が各社公式ページと実際の画面で確認しています)
2026年9月24日 監修



