2026年9月15日 更新

eSIMに変えたいけれど、どの会社を選べばいいのか分からない。そう感じていませんか。
調べ始めると「eSIM対応」と書かれた会社がずらりと出てきます。ところが、どこも同じように見えて決め手がありません。しかも「自分の機種で使えるのか」「設定でつまずかないか」まで気になってきますよね。
先に結論をお伝えしますね。
eSIM対応で会社を選ぶなら、見るところは「発行と再発行の手数料」「申し込んでから使えるまでの時間」「自分のプランが対応しているか」の3つです。とくに再発行の手数料は0円から4,950円まで開きがあり、機種を買い替えるたびに払うことになります。
当編集部がeSIMの利用者を調査したところ、選んだ理由の第1位は「申し込んですぐ使えるから」で61.6%でした。そして契約前に知っておけばよかったことの第1位は「機種変更のときの再発行」で19.5%です。
つまり、入口は「速さ」で、あとから出てくる費用が「再発行」でした。この2つを最初に確かめておけば、選んだあとで困ることが減ります。
※本記事は通信業界で約10年の実務経験を持つ専門家の監修を受けています。監修者情報はこちら
調査概要
- 調査対象
- eSIMを契約して使っている方
- 調査時期
- 2026年7〜8月
- 調査方法
- インターネット調査(クラウドソーシングで回答者を募集)
回答数などの調査の詳細は、調査結果の詳細データ(PDF)に記載します。
この記事でわかること
eSIM対応の会社を選ぶ5つの基準

会社を選ぶ前に、何を比べるのかを決めておきましょう。当編集部は次の5つで並べました。どれも各社が公式サイトで公開している内容なので、誰でも同じ結果を確かめられます。
1. eSIMが使えるプランかどうか
2. eSIMの発行手数料
3. 機種変更のときの再発行手数料
4. 申し込んだその日に使えるか
5. 対応している機種の広さ
利用者の満足度で順位を付けていないのには理由があります。調査では回答が集まった会社と集まらなかった会社の差が大きく、少ない回答で順位を決めると読み違えが起きます。公開されている条件なら全社そろうので、こちらを軸にしました。利用者の回答は、順位ではなく各社の注記として添えています。
eSIMが使えるプランかどうか
いちばん先に確かめるのはここです。「あの会社はeSIM対応」と聞いても、実際には会社ではなくプランで決まります。
分かりやすいのがmineoです。同社の初期費用表には、Aプラン(au回線)とDプラン(ドコモ回線)にeSIMプロファイル発行料(2026年10月1日から無料)が書かれています。ところがSプラン(ソフトバンク回線)の欄は「eSIM未提供」でした(mineo公式 料金表・2026年9月15日確認)。
同じ会社で申し込んでも、選んだ回線によってeSIMが使えません。会社名だけで判断すると、申し込んでから気づくことになります。気になる会社が決まったら、そのプランのページまで開いて確かめてくださいね。
eSIMの発行手数料
eSIMを発行するときにかかるお金です。契約事務手数料とは別に取る会社や、時期によって変わる会社があるので、見ておきましょう。
mineoは2026年9月30日まで、契約事務手数料3,300円に加えてeSIMプロファイル発行料440円がかかっていました。10月1日からは契約事務手数料が3,850円に上がった一方で、eSIMプロファイル発行料は無料になっています(mineo公式・2026年10月2日確認)。
一方で楽天モバイルは契約事務手数料が0円です(楽天モバイル公式 各種手数料・2026年9月15日確認)。ただし同一名義で累計5回線以上になると、1回線につき3,850円がかかります。2025年11月19日からの条件ですね。
povoも基本料0円から始められて、契約事務手数料は原則ありません。こちらにも条件があるので、公式サイトの注記を見てみましょう。
※同一名義で5回線(*)ご契約の場合、累計6回線目以降、3,850円/回線の契約事務手数料がかかります。*過去1年以内に、解約済、当社によりキャンセルした回線も含む。
(povo公式サイト・2026年9月15日確認。同ページに「掲載の内容は2026年7月31日現在の情報です」との記載があります)
2社とも「0円だが回線数に条件が付く」という同じ形をしています。家族の分をまとめて契約する予定があるなら、先に数えておきましょう。
なお、povoは申し込みの画面でSIMカードとeSIMを選べます。
機種変更のときの再発行手数料
ここが、契約したあとに出てくる費用ですね。eSIMは物理的なカードがないぶん、端末を変えるときに再発行や転送の手続きが要ります。
金額は会社で大きく違いました。楽天モバイルはSIM交換・再発行手数料(eSIM)が0円で、同じ会社でも物理SIMだと3,300円です。
ワイモバイルはウェブでのSIM再発行がeSIMなら無料、USIMだと1,100円でした(ワイモバイル公式 各種手数料・2026年9月15日確認。同ページに2026年1月21日改定と記載)。
つまり、この2社ではeSIMのほうが物理SIMより安く済むんですね。「eSIMは手続きが面倒そう」という印象とは逆の結果でした。
申し込んだその日に使えるか
eSIMを選ぶ理由の第1位がここでした。ただし「即日」の中身は会社で違うので、見ていきましょう。
楽天モバイルは「お申し込み完了後、最短3分でつながる!」と書いています。
日本通信SIMは「eSIMなら、お申込から最短20分でご利用が可能です。」でした。
IIJmioは「物理SIMからeSIMへの切り替えが最短即日!」です。3社とも言い方が違い、そろえて比べられません。数字が小さいほど良いとはかぎらないので、「即日で使えるかどうか」で見ておけば十分です。
見落としやすいのが受付時間の締切です。auは契約区分ごとに分かれていて、機種変更は0時5分から23時55分まで、MNPは9時から21時15分まででした(au公式 eSIM開通手続き・2026年9月15日確認)。夜中に申し込んでも、翌朝まで待つ場合があります。
対応している機種の広さ
最後は自分の端末が使えるかどうかです。この記事では機種そのものを比べていませんが、選ぶ前に各社の対応端末のページで型番を確かめてくださいね。
各社とも「動作確認済み端末」や「対応端末一覧」という名前のページを持っています。そこに自分の機種と型番が載っているかを見るだけです。中古で買った端末やSIMロックが残っている端末は、ここでつまずくことがあります。
確かめ方や設定の手順そのものは、この記事のあとの章で内部リンクをご案内しますね。
eSIM対応の主要7社を5基準で比較

5つの基準で各社を並べてみましょう。金額はすべて税込で、2026年9月15日に各社の公式サイトで確かめたものです。
載せている7社は、こうやって選びました。まず、eSIMに対応していると公式に案内している会社のうち、手数料か開通の速さのどちらかを金額や時間で公開している会社を集めています。そこに、当編集部の調査で回答者が多かったmineoとIIJmioを加えました。
ドコモ・au・ソフトバンク・LINEMO・ahamoもeSIMに対応していますが、eSIMの発行や再発行の金額を公式サイトで見つけられませんでした。金額が確かめられた会社を中心に並べていますね。
eSIM対応と手数料の比較
eSIM対応:対応です。
発行のとき:契約事務手数料0円です。
再発行のとき:0円です(SIMカードは3,300円)。
開通の速さ:最短3分です。
注意:同一名義で累計5回線以上になると、1回線につき3,850円がかかります。2025年11月19日からの条件です。「累計」は2020年4月8日以降に契約したすべての回線で、解約済みも数に入ります。
出典:楽天モバイル公式 各種手数料・eSIM(2026年9月15日確認)
eSIM対応:対応です。
発行のとき:新規契約はウェブ3,850円です。
再発行のとき:ウェブ無料です(店頭は4,950円)。
開通の速さ:公式に記載なし。
注意:無料になるのはウェブでの手続きです。同ページに2026年1月21日改定と書かれています。
出典:ワイモバイル公式 各種手数料(2026年9月15日確認)
eSIM対応:対応です。
発行のとき:公式に記載なし。
再発行のとき:SIM交換手数料2,200円+プロファイル発行手数料です。
(タイプD 433.4円/タイプA 220円)
開通の速さ:最短即日です。
注意:eSIMの初期費用が半額になるキャンペーンは期間限定です。
出典:IIJmio公式 物理SIMからeSIMに変更する方法(2026年9月15日確認)
eSIM対応:対応です。
発行のとき:契約事務手数料は原則なし。
再発行のとき:公式に記載なし。
開通の速さ:公式に記載なし。
注意:同一名義で5回線契約の場合、累計6回線目以降は1回線につき3,850円がかかります。ページに「2026年7月31日現在」と書かれています。
出典:povo公式サイト(2026年9月15日確認)
eSIM対応:対応です。
発行のとき:公式に記載なし。
再発行のとき:公式に記載なし。
開通の速さ:最短20分です。
注意:手数料の金額を公式サイトで見つけられませんでした。申し込む前に問い合わせてください。
出典:日本通信SIM公式トップページ(2026年9月15日確認)
eSIM対応:対応です。
発行のとき:公式に記載なし。
再発行のとき:店頭は3,850円です。
開通の速さ:公式に記載なし。
注意:3,850円がかかるのは、撮影による本人確認を利用できない場合に店頭で手続きするときです。
出典:UQモバイル公式 eSIM再発行・eSIM転送手続きについて(2026年9月15日確認)
eSIM対応:Aプラン・Dプランのみ(Sプランは未提供)です。
発行のとき:契約事務手数料3,850円で、プロファイル発行料は無料です(2026年10月1日から)。
再発行のとき:公式に記載なし。
開通の速さ:公式に記載なし。
注意:料金表にあるSIMカード再発行事務手数料2,200円は物理SIMの再発行です。eSIMの金額ではありません。
出典:mineo公式 料金表(2026年10月2日確認)
ここでの「公式に記載なし」は、2026年9月15日に各社の公式サイトを探して金額や時間の記載を見つけられなかったものです。当編集部が推測で数字を入れることはしていません。
並べてみると、同じ「eSIM対応」でも公開している情報の細かさがそろっていませんね。手数料をはっきり書いている会社と、探しても見つからない会社があります。
ここから読み取れることが1つあります。再発行の金額を公開している会社は、機種変更を前提に案内してくれているということです。記載が見つからない会社を選ぶなら、申し込む前に問い合わせておくと安心できますよ。
順位を決めた評価軸と調査方法
この記事の順位は、上の4つを評価軸にして点数を付けて決めました。何を基準にしているかを先に出しておきますね。
調査方法は2つです。ひとつは各社の公式サイトを2026年9月15日に読んで、評価軸ごとの記載を書き写しました。もうひとつはeSIMを使っている方へのインターネット調査です。利用者の回答は順位に使わず、各社の注記として添えています。
- eSIMが使えるプランか
2点=プランを問わず対応している/0点=対応していないプランがある - 発行のときの費用
2点=0円/1点=2,000円未満/0点=2,000円以上、または公式に記載なし - 再発行のときの費用
2点=0円・無料/1点=2,000円未満/0点=2,000円以上、または公式に記載なし - 開通の速さ
2点=「最短3分」のように分で書かれている/1点=「最短即日」と書かれている/0点=公式に記載なし
※各社の公式サイトで2026年9月15日に確認した記載で採点しています
この点数で並べると、楽天モバイルが8点で第1位、ワイモバイルとIIJmioとpovoと日本通信SIMが4点、UQモバイルが2点、mineoが0点になりました。
誤解しないでいただきたいこと
「公式に記載なし」を0点にしています。申し込む前に金額が分からないこと自体が選びにくさだと考えたためで、その会社が高いという意味ではありません。
また「対応している機種の広さ」は点数に入れていません。各社の対応端末は随時変わるためです。確認した日の数を順位に使うと、翌週には間違いになってしまいます。この項目は各社の対応端末のページでご自身で確かめてくださいね。
監修者コメント
監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)
順位は公開されている条件だけで付けたものです。使い心地や電波の入り方は入っていません。使いたい回線が決まっている方は、順位より先にその回線を扱っている会社かどうかで絞ったほうが早いですよ。
大手キャリアとサブブランドの場合
大手とサブブランドは、手続きの窓口で金額が変わります。
UQモバイルは、撮影による本人確認を使えない場合に店頭で手続きすると、eSIM再発行手数料3,850円がかかります。公式ページを見てみましょう。
店頭での再発行お手続きには、eSIM再発行手数料3,850円がかかります。
(UQモバイル公式 eSIM再発行/eSIM転送手続きについて・2026年9月15日確認)
ドコモも同じ形でした。「ドコモショップ・コールセンターでお手続きされるときには手数料(4,950円(税込))が必要になる場合があります」と注記があります(ドコモ公式 eSIMについて・2026年9月15日確認)。
共通しているのは「自分でオンラインで済ませれば安い」という点です。店頭に行くほど金額が上がります。設定を自分でやる自信があるかどうかが、そのまま金額に返ってきますね。
オンライン専用と格安SIMの場合
povoや日本通信SIMのようにオンラインで手続きする会社は、公式サイトに店舗の案内を見つけられませんでした。そのぶん手数料は軽くなります。
裏返すと、困ったときに相談できる窓口が画面の中だけになります。調査では設定を難しいと感じた方が19.7%いました。この数字は「1がとても簡単、5がとても難しい」の5段階で調査したもので、4と5を選んだ方の割合です。
およそ2割が難しいと感じているわけですから、初めてeSIMを使うなら、店頭のある会社を選ぶ考え方もあります。料金だけで決めない方がよい場面ですね。
eSIM開通は6割が1時間以内

実際に使っている方が、申し込みからどれくらいで使えるようになったのかを調査しました。さっそく見てみましょう。
当編集部調べ(2026年7〜8月・eSIMを契約して使っている方)
数分と1時間以内を合わせると59.6%でした。当日中まで入れると81.8%です。物理SIMのように配送を待たないので、大半の方がその日のうちに使い始めています。
この数字は「eSIMを選んだ理由」とぴったり重なります。選んだ理由の第1位は「申し込んですぐ使えるから」で61.6%、最も重視した点の第1位も「申し込んですぐ使えること」で45.8%でした。期待して選んだ方が、実際にその通りの結果を得ていることになります。
数分で終わった人と1日以上かかった人
いっぽうで1日以上かかった方が6.9%います。ここを見ておきましょう。
SIMカードの時のように、郵送を待たずに利用ができること。
ネット完結で当日に使用できるのはとても良かったです。
設定さえきちんとできれば即日開通になること
3人目の言葉に条件が入っています。「設定さえきちんとできれば」ですね。eSIMの開通は、申し込みが終わってから自分で設定する部分が残ります。ここで詰まると時間が延びます。
実際、数分で開通した方の70.0%が「簡単だった」と答えています(難易度の設問で1と2を選んだ割合。1が「とても簡単」、5が「とても難しい」です)。
ただし、これは「速い会社を選べば設定も簡単になる」という意味ではありません。設定でつまずかなかった方が結果として早く終わった、という順番も考えられます。会社を選ぶより先に、設定の手順を読んでおくほうが確実ですね。
申し込む時間帯で変わる締切
もう1つの理由が受付時間です。会社ごとに締切があります。
auは契約区分で分かれていました。
| ご契約区分 | 回線切り替えの受付時間 |
|---|---|
| 機種変更 | 0時5分〜23時55分 |
| MNP(他社からの乗り換え) | 9時〜21時15分 |
| 端末増設 | 6時〜21時50分 |
※横にスクロールできます/au公式で2026年9月15日確認。いずれも年中無休
UQモバイルは、iPhoneからiPhoneへ移すiOS eSIM転送の受付時間が0時5分から23時55分でした。
ドコモは少し性質が違いました。公式ページにある「受付時間:9時~20時(年中無休)」は、eSIMのプロファイルを消してしまって通信ができなくなったときの連絡先である、ドコモオンラインショップセンターの受付時間です。開通そのものの締切ではありません。
それでも、困ったときに電話がつながる時間は知っておくと安心ですね。
乗り換えで夜に申し込むと、翌朝まで待つ会社があります。急いでいるなら、申し込む前に受付時間を見ておきましょう。
待たされたときに見るところ
auの公式ページには、こんな注意も書かれていました。
開通のお手続きには期限がございます。期限が過ぎた場合、回線の自動切り替えや、ご注文のキャンセルなどの手続きをさせていただきます。
申し込んだまま放っておくと、注文そのものが取り消されることもあるんですね。開通の手続きは、申し込んだその日のうちに終わらせるつもりで進めましょう。
eSIM再発行の手数料は会社ごとに違う

ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。契約前には見えにくいのに、あとから必ず出てきます。
eSIMには物理的なカードがありません。そのため新しいスマホに移すときは、いまの端末から抜いて挿し替える、ということができないんですね。かわりに会社へ再発行や転送を申し込むことになります。
この手続きにお金がかかるかどうかが、会社で分かれます。無料の会社もあれば、窓口によって4,950円になる会社もありました。順に見ていきましょう。
監修者コメント
監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)
同じ会社でも、ウェブで手続きするか店頭に行くかで金額が変わります。無料と書かれていても、条件は「ウェブで」であることがほとんどです。自分で設定できるかどうかが、そのまま金額に返ってきますよ。
機種変更で必ず起きること
調査で「契約前に知っておけばよかったこと」を自由に書いてもらったところ、いちばん多かったのが機種変更と再発行の話で19.5%でした。
eSIMは便利ですが、機種変更時に再設定が必要になることです。物理SIMのように入れ替えるだけでは使えないので、その点は事前に理解しておいた方が良いと思いました。
機種変更する場合はeSIMの移行手続きが必要になることを、事前にもっと理解しておけばよかったです。
申し込み当日に即開通して使える便利さがある反面、将来スマホ本体を買い替える際にeSIMプロファイルの再発行や再設定が必要になる点です。
不満についての設問でも同じ傾向が出ました。「物理SIMのように差し替えできない」が24.1%で第2位、「機種変更時の再発行が面倒」が19.2%で第3位です。
この3人に共通しているのは、便利だと分かったうえで言っている点です。eSIMそのものを否定していません。知らずに契約したことを悔やんでいます。だからこそ、契約前のいま知っておく価値がありますね。
会社別の再発行手数料
金額を並べてみましょう。
SIM交換・再発行手数料(eSIM)が0円です。同じ会社でも物理SIMだと3,300円かかります。
出典:楽天モバイル公式 各種手数料(2026年9月15日確認)
ウェブでのSIM再発行は、eSIMなら無料です。USIMは1,100円、店頭での手続きは4,950円かかります。
出典:ワイモバイル公式 各種手数料(2026年9月15日確認)
SIM交換手数料2,200円に加えて、プロファイル発行手数料がかかります。音声eSIMのタイプD(ドコモ回線)は433.4円、タイプA(au回線)は220円です。
出典:IIJmio公式 物理SIMからeSIMに変更する方法(2026年9月15日確認)
撮影による本人確認を利用できない場合に店頭で手続きすると、eSIM再発行手数料3,850円がかかります。
出典:UQモバイル公式 eSIM再発行・eSIM転送手続きについて(2026年9月15日確認)
ドコモショップ・コールセンターで手続きするときには、手数料4,950円が必要になる場合があると書かれています。
出典:ドコモ公式 eSIMについて(2026年9月15日確認)
0円から4,950円まで開きがあります。2年に1度スマホを買い替える方なら、この差がそのまま出ていきますね。
ワイモバイルの表には、もう1つ見ておきたい行があります。「ワイモバイルで機種購入を伴わない機種変更」も、eSIMならウェブで無料でした。手元のSIMフリー端末に乗り換えるときも、お金がかかりません。
IIJmioでは、同じ会社なのに回線タイプで金額が違いました。プランを見ないと金額が決まらない、というのがeSIMの実情です。
手数料が無料になる条件
無料になる会社には共通点があります。自分でオンラインで手続きすることです。
楽天モバイルとワイモバイルは、どちらもeSIMのほうが物理SIMより安いという並びでした。カードを作って送る費用がかからないぶん、会社側も安くできます。
・手続きは店頭ではなくウェブやアプリで行う
・申し込む前に、その会社の再発行手数料を調べておく
・金額を公開していない会社なら、問い合わせて確かめる
楽天モバイルの場合、手続きの入口はマイページにあります。
povoも同じです。アプリの手続きにSIM再発行があり、そこでeSIMを選べます。
どちらもメニューに最初から用意されています。特別な手続きではなく、機種変更のたびに通る道だと考えておきましょう。
eSIM設定の難しさはiPhoneとAndroidで違う

同じ会社を選んでも、手元の端末で体験が変わります。ここは調査で差がはっきり出ました。
eSIMの設定は、会社から受け取ったプロファイルを自分のスマホに入れる作業です。その入れ方が、iPhoneとAndroidで違います。使っている端末によって、迷う場面の数が変わってくるんですね。
どちらが良い悪いという話ではありません。ただ、自分の端末がどちらなのかで、準備しておく時間の目安が変わります。
「とても簡単」の割合の差
設定の難易度を5段階で調査しました。この設問は1が「とても簡単」、5が「とても難しい」です。
当編集部調べ(2026年7〜8月)/1が「とても簡単」、5が「とても難しい」
iPhoneはAndroidの2倍以上でした。簡単寄り(1と2)で見ても、iPhoneが54.9%、Androidが38.1%です。
理由は端末の作りにあると読み取れます。iPhoneは機種変更のときに使える転送の仕組みが用意されていて、UQモバイルの受付時間もその手続き向けに書かれていました。Appleが用意した道筋がある分だけ、迷う場面が少ないと考えられます。
Androidをお使いの方は、少し余裕を持って取りかかってください。平日の夜に急いで始めるより、休みの日にWi-Fiのある場所でやるほうが安全ですよ。
つまずきが多い2か所
どこでつまずいたのかも調査しました。
当編集部調べ(2026年7〜8月・複数回答)
半数近くは何もつまずいていません。そのうえで、詰まった方はAPN設定と回線切替に集まりました。ここは押さえておきましょう。
この2つは会社選びよりも手順の話になります。どの会社を選んでも通る道なので、先に読んでおくと落ち着いて進められますよ。
あわせて読みたい
APN設定と回線切替でつまずいたときの直し方は、こちらの記事で手順から解説しています。
どの会社が自分に合うかを確かめる
ここまでの基準を、4つの質問で絞り込めるようにしました。
あなたに合うeSIM対応の会社がわかる診断
判定に使っている条件は、すべて各社の公式サイトで2026年9月15日に確認したものです。点数の付け方は本文の「順位を決めた評価軸と調査方法」で開示しています。
診断を使わなくても同じ判断ができるように、早見表も置いておきますね。
| 使いたい回線 | eSIMを選べる会社 | この記事の点数が高い順 |
|---|---|---|
| ドコモ回線 | IIJmio(タイプD)/日本通信SIM/mineo(Dプラン) | IIJmio → 日本通信SIM → mineo |
| au回線 | povo/UQモバイル/IIJmio(タイプA)/mineo(Aプラン) | IIJmio → povo → UQモバイル → mineo |
| ソフトバンク回線 | ワイモバイル(mineoのSプランはeSIM未提供) | ワイモバイル |
| こだわらない | 上の7社すべて | 楽天モバイル → ワイモバイル → IIJmio |
※横にスクロールできます/2026年9月15日 各社公式で確認。2回線目として足す場合は、発行のときの費用が軽いpovoが上がります
eSIM対応で選んで後悔しない条件

最後に、申し込む前に知っておきたいことをまとめます。良いところだけ書いても選べないので、手に入らないものもそのまま書きますね。
eSIMにできないこと
eSIMには、物理SIMにはない制約があります。カードを差し替えて別のスマホで使うことはできません。設定にはインターネットにつながる別の手段が要ります。この2つは、どの会社を選んでも変わりません。
設定にWi-Fiが要ること
見落としやすいのがここです。調査でも複数の方が挙げていました。
eSIMの開通・有効化手続きを行うには、Wi-Fiなどの「別のインターネット接続環境」が必須になる点です。既存の回線がない状態や外出先で開通しようとすると詰まるため、自宅のWi-Fi下で設定を行うべきだと実感しました。
Wi-Fi回線が、ないとエラーが起きる回線会社がある事
手元にWi-Fiがない場所で乗り換えようとすると、そこで止まってしまいます。自宅に固定回線がないなら、家族のテザリングを使えるかどうかを先に確かめておきましょう。
物理SIMに戻せるか
「eSIMにしたら二度と戻せないのでは」と心配する方がいます。戻せますよ。
mineoは料金表にSIMカードとeSIMの両方の欄を持っていて、IIJmioは物理SIMとeSIMを入れ替える手続きを公式に案内しています。
ただし入れ替えのたびに手数料がかかる会社があるので、試しに切り替えるものではないと思っておきましょう。
故障や紛失をしたとき
スマホが壊れたときの不安も挙がりました。
eSIMは端末の中にあるので、本体が動かなくなると自分で取り出せません。物理SIMのように抜いて別の端末に挿す、という対処ができません。再発行の手続きが必要になります。
だからこそ、再発行の手数料と手続き方法を契約前に見ておく価値があります。選ぶときには気にならないのに、壊れたときに金額として返ってきますからね。
メリットとデメリット
- 申し込んだその日に使える/調査では81.8%が当日中に開通
- 配送を待たない/カードの到着を待つ必要がない
- 再発行が安い会社がある/楽天モバイルとワイモバイルはeSIMのほうが物理SIMより安い
- 店に行かずに完結する/選んだ理由の第2位が「店に行かずオンラインで完結したい」で34.5%
- カードを差し替えられない/不満の第2位で24.1%
- 機種変更のたびに手続きが要る/不満の第3位で19.2%
- 設定にWi-Fiなどの別回線が要る
- プランによっては使えない/mineoのSプランは対応していない
eSIM対応のよくある質問

調査で挙がった疑問のうち、本文で章にしなかったものをまとめました。
eSIMは申し込んだその日に使えますか?
多くの場合は使えます。当編集部の調査では81.8%が当日中に開通しました。ただし会社ごとに受付時間の締切があります。auは機種変更が0時5分から23時55分まで、MNPは9時から21時15分までです(2026年9月15日時点)。
eSIMの設定にWi-Fiは必要ですか?
必要になる場合が多いです。eSIMのプロファイルを受け取るときに、その回線とは別のインターネット接続が要るためです。自宅のWi-Fiがある場所で設定するのが確実です。
機種変更のときにeSIMの再発行でお金はかかりますか?
会社で違います。楽天モバイルはeSIMの再発行が0円、ワイモバイルはウェブなら無料です。UQモバイルは店頭で手続きすると3,850円、ドコモはショップやコールセンターで4,950円が必要になる場合があります(いずれも2026年9月15日時点・税込)。
eSIMから物理SIMに戻せますか?
戻せます。多くの会社が入れ替えの手続きを用意しています。ただし手数料がかかる会社があるので、切り替える前に金額を確かめてください。
スマホが故障したり紛失したりしたらeSIMはどうなりますか?
本体から取り出せないため、再発行の手続きが必要になります。物理SIMのように抜いて別の端末に挿すことはできません。契約前に再発行の方法を確かめておくと安心です。
eSIMは1台で2回線使えますか?
端末が対応していれば使えます。調査でも「デュアルSIMで使い分けたい」を選んだ方が18.7%いました。対応しているかどうかは端末によって違うので、各社の対応端末のページで確かめてください。
海外でもeSIMは使えますか?
契約している会社のプランによります。調査では「海外・旅行でも使えること」を最も重視した方が7.4%いました。旅行用に別のeSIMを買う方法もありますが、この記事では国内で使う回線を扱っています。
まとめ:eSIM対応の会社選びで押さえる3つ

ここまでの内容を3つにまとめます。
1. 対応しているかは会社ではなくプランで決まる
mineoのSプランのようにeSIMを提供していないプランがあります。
2. 入口は「速さ」、あとから出る費用は「再発行」
選んだ理由の第1位は即日開通で61.6%、契約前に知りたかったことの第1位は再発行で19.5%でした。
3. 手続きはオンラインで済ませる
楽天モバイルもワイモバイルも、ウェブなら再発行がかかりません。
eSIMを使っている方の75.4%が満足と答えています。差し替えができないことと、機種変更のたびに手続きが要ることを先に知っておけば、あとで困る場面は減ります。
気になる会社が決まったら、そのプランのページでeSIMに対応しているかと再発行の手数料の2つを確かめてくださいね。
この記事で比較した7社の申し込みページ(広告を含みます)
- 楽天モバイル 公式サイト
- ワイモバイル オンラインストア
- IIJmio eSIMサービス
- povo(通話+データ)
- UQモバイル オンラインショップ
- mineo 公式サイト
- 日本通信SIM 公式サイト
※このリストには広告・アフィリエイトリンクが含まれます。当編集部は報酬の有無を順位に影響させません。
※順位の付け方は本文の「順位を決めた評価軸と調査方法」に書いています。
※金額・条件は2026年9月15日時点で各社公式サイトに記載されていた内容です。申し込む前に最新の条件をご確認ください。
この記事の監修者

高木 健太朗
格安SIM・光回線のWEBメディアを監修するプロ
株式会社ドミニオン所属の外部監修者(モバチェンの運営会社とは別の会社の方です)
光回線の法人営業に約10年従事し、一次代理店のマネージャーを歴任。 回線工事の立ち会いなどの現場経験をもとに、格安SIM・光回線ジャンルの記事を監修しています。
マイベストプロ北海道において、北海道テレビ放送の審査を通過した登録専門家として掲載されています。
監修範囲:料金条件/解約金/速度説明/比較の公平性。eSIMの設定手順は監修範囲に含めません。
2026年9月15日 監修

