「基本料0円って、どういう仕組み?」「お店がなくなるのは不安……」
そう思って調べていませんか。
povoには店舗も、月額プランも、固定の請求もありません。基本料0円で回線だけを持ち、必要なぶんだけ「トッピング」を買う仕組みです。

この記事では、その仕組みをソフトバンクユーザーの言葉に翻訳して解説します。当編集部の調査は回答利用者のとても小さな調査なので、数字は「利用者の実感」として添え、判断材料は公式で確認した値を主役にしますね。
povoは月額プランではなく基本料0円+トッピング購入の仕組み。30GBなら2,780円で、すでに月3,001〜5,000円まで下げている人でもさらに下がる余地がある。代わりに店頭サポートがなく、回線はau回線に変わり、180日ルールがある。この3つを受け入れられるかが判断の分かれ目になる。
povo2.0(基本料0円+トッピング)
- 月額固定をやめて、使うぶんだけ払う形にしたい人
- 店頭サポートなし・アプリ完結に抵抗がない人
- au回線のエリアを生活圏で確認できた人
※契約事務手数料は通常かかりません(同一名義で過去1年6回線目以降のみ3,850円)。最新条件は公式サイトでご確認ください。
この記事のもとになった調査
- 調査対象
- ソフトバンクからpovoに乗り換えた経験がある方
- 調査時期
- 2026年7月
- 調査方法
- インターネット調査(クラウドソーシングで回答者を募集)
この記事でわかること
ソフトバンクからpovoで維持費はどう変わるか
povoには毎月同じ額を払うプランがありません。この章では、必要なときに必要なぶんだけトッピングを買うpovoの仕組みから説明します。そのうえで、すでに料金が安めだった人でもさらに下がったという実際の結果と、基本料0円に使った分だけを足す維持費の考え方を、順番に紹介します。
乗り換え後の請求をイメージしながら読み進めてください。
povoは月額プランなし。トッピングを買う方式

ソフトバンクでは「プランを選んで、毎月同じ額を払う」のが当たり前でした。povoはこの前提ごと変わります。基本料0円の回線をもとに、必要なときに必要なぶんだけトッピングを買う。それがすべてです。
たとえば毎月30GB使う人は、30GB/30日のトッピング(2,780円)を月に1回買います。ほとんど使わない月は買わなければ0円です(その間の通信は最大128kbpsに制限されます)。
利用者の使い方も、この仕組みどおりでした。データトッピング運用が75%・データ使い放題が25%。決め手も「使った分だけ」50%・「基本料0円・トッピングの自由度」25%・「キャンペーン・データ還元」25%と、全員が金額そのものではなく仕組みを挙げています。ここがpovoの面白いところですね。
povoにした実感:すでに安い人がさらに下げる

利用者の乗り換え前の月額は、3,001〜5,000円が75%・9,001円以上が25%。当編集部のシリーズ調査では大手の8千円前後から下げる人が多いので、すでに安い層からの乗り換えという、少し珍しいケースです。
それでも結果は「安くなった」75%・「ほとんど変わらない」25%。乗り換え後は3,000円以下50%・3,001〜5,000円50%でした。総合満足度は満足以上75%です。
声はシンプルです。
料金が安くなった
月額がかなり安くなったこと
経験者のアドバイス「使い方によって、かなり安くなる」が、本質を突いています。下げ幅は使い方しだい、というのが実際のところでしょう。
povoの維持費は「0円+使うぶん」

乗り換え前に一番知りたかったこととして、「実際の維持費がどれだけ掛かるのか」という声がありました。答えは公式の価格表にそのまま載っています(税込・2026年8月確認)。
| トッピング | 価格 | 月あたりの目安 |
|---|---|---|
| データ追加3GB(30日間) | 990円 | 990円 |
| データ追加30GB(30日間) | 2,780円 | 2,780円 |
| データ追加90GB(90日間) | 7,980円 | 約2,660円(まとめ買いで割安) |
| データ使い放題(24時間) | 330円 | 使う日だけ |
| 5分以内通話かけ放題 | 550円/月 | 通話派向け(かけ放題は1,650円/月) |
← 横にスクロールできます ※トッピングなしの通話は22円/30秒の従量制です
監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)
期間の長いものほど月あたりは安くなりますが、期間が過ぎた分は消えます。90GBを90日で使い切れるかを、いまの使い方から逆算してください。
毎月の固定額はなく、維持費は「0円+その月に買ったトッピング代」。3GBで足りる月は990円、旅行の日だけ使い放題330円、という組み合わせが自由にできます。My SoftBankで自分の毎月の使用量を見てから当てはめてみてください。
トッピングの最新価格・種類は公式サイトで確認できます
povo公式サイトで価格を見る都度買うのが面倒な人向けに、毎月自動でチャージされる「サブスクトッピング」もあります(2026年8月29日公式確認)。0円スタートの自由と定額の手軽さを、後から選び直せる形ですね。
povoは電波がau回線へ、店舗もなくなる
povoに乗り換えると、電波と手続きの窓口という2つが大きく変わります。この章では、ソフトバンクの電波からau回線へ切り替わったあとの実際の感じ方をまず紹介します。そのうえで、店頭での契約や相談ができなくなるというpovo特有の変化を、なくなるものとして先に確認しておきましょう。
申し込む前に知っておくと安心です。
電波はソフトバンク回線からau回線へ。「変わらない」が大半

povoはKDDIのブランドなので、回線はauと同じです。つまりこの乗り換えは、ソフトバンクの電波からauの電波への引っ越しでもあります。
利用者の中でも、乗り換え前に一番知りたかったこととして「繋がりやすさ」が挙がり、イマイチだった点には「通信速度が遅いところ」という正直な声がありました。検索でも「イオンや地下では繋がらないと聞いたが」という質問が実際に検索されています。
感じ方は場所しだいで逆転します。申し込み前に、まずauの公式エリアマップで自宅・職場・通勤ルートを確認してください。
povoの電波はauと同じですが、ソフトバンクとは強い場所・弱い場所が異なります。生活圏のエリア確認を済ませてから申し込んでください。
povoに店はない。なくなるものを先に確認

povoにすると店頭でのサービスがなくなること
この声のとおり、ここがpovoの大きな変化です。具体的に何がなくなるのかを先に確認しておきましょう。
- ソフトバンクショップのような店頭での契約・変更・相談窓口はありません(povoに店舗手続きは存在しません)
- 申し込み・プラン変更(トッピング購入)・問い合わせはすべてpovo2.0アプリとWebで完結します(チャットサポートあり)
- 「機種代や通信費がそれぞれどう引き継がれたり変わったりするのかわからなかった。」のような疑問も、店員ではなく自分で調べて解決する形になります
代わりに手に入るのが、基本料0円と価格の軽さです。店の安心を残したいならワイモバイルという受け皿もあるので、後半の比較章で確かめてください。
povoへの手続きと初期費用
手続きとお金の面で不安を感じる人も多いはずです。この章では、povoがMNPワンストップに対応していて予約番号の発行が不要な流れをまず説明します。そのうえで、契約事務手数料が通常はかからないことや、ソフトバンク側の解約月にかかる費用まで、初期費用の全体像を具体的に紹介します。
申し込み前の不安をここで解消してください。
povoへは予約番号不要。全員オンライン完結

乗り換え前に知りたかったこととして「MNP予約番号」を挙げた人もいました。ここは情報が新旧混在しているので、はっきり書いておきます。
povoはMNPワンストップ対応です。ソフトバンクへの電話も、事前のMNP予約番号の発行も要りません(申し込みの中で取得できます)。「予約番号を発行してから申し込む」と説明している解説は、以前の手順です。
流れは、povo2.0アプリをインストール→アカウント作成→本人確認→SIMの選択です。eSIMなら最短で当日に開通し、SIMカードでも数日で届きます。「SIMの移行方法」が分かりにくかったという声のとおり、開通手順はアプリの案内に沿って自分で行う点だけ心づもりしておきましょう。
利用者の実測では、方法は全員がpovo公式サイト・アプリで、難易度は普通75%・やや簡単25%。「難しかった」は0%でした。少数の実感ではありますが、構えるほどではなさそうですね。
初期費用は通常0円。ソフトバンクの解約月は満額

お金まわりを先に確定させておきましょう。金額はすべて税込・2026年8月確認の値です。
- povoの契約事務手数料は通常かかりません(同一名義で過去1年に6回線目以降のみ3,850円/回線)
- ソフトバンクの現行プランに契約解除料はありません(古いプランはMy SoftBankで確認)
- ソフトバンクの解約月の料金は「一部を除き、日割り計算とはならず満額」(公式FAQ実表記)
- 機種代の残債は解約後も同じ支払い方法で分割が続き、一括精算の義務はありません
- ソフトバンクのメールを残すなら「メールアドレス持ち運び」月額330円・回線解約後31日以内の申込(利用者はGmail移行50%・もともと使っていない50%)
タイミングの型も、お金の仕組みで決まっています。ソフトバンク側が満額なので、月末の数日前に申し込んで月内に開通させるのが型です。利用者は「気にせず」75%でしたが、これは知っていて損のないルールですよ。
povo固有の注意がひとつあります。有償トッピングの購入がない状態が180日を超えると、事前通知のうえ利用停止→解約の対象になります(通話・SMS利用料の累計が660円超なら対象外)。0円のまま放置し続ける使い方はできない、と覚えておいてください。
povoの2年総額シミュレーターと利用者の声
povoは基本料が0円のぶん、使い方次第で総額が大きく変わります。この章のシミュレーターは、今のソフトバンクの料金と1ヶ月に使うトッピングの目安額を入れると、2年間の総額差が分かる作りです。
あわせて、実際にpovoへ乗り換えた人たちの「安くなった」という声と注意点も紹介するので、自分の使い方に近い声を探してみてください。
povoでいくら変わる?2年総額シミュレーター

ここまでの数字を入れて、2年間の総額でいくら変わるかを計算できます。既定値は「ソフトバンクで4,500円(すでに安い層の想定)→30GBトッピング2,780円・初期費用0円」の例です。
ソフトバンク→povo 2年総額シミュレーター
今の明細と公式ページの金額を入れると、そのまま2年間の差額になります(税込・概算)。
静的な計算例(既定値のまま)
※2,780円は30GB/30日トッピングを毎月買う場合の額です。3GBで足りる月は990円、買わない月は0円に下がります。※通話が多い人はかけ放題(550円/1,650円)を上乗せして計算してください。
povoにした声:「安くなった」と注意の両方

利用者の実回答から、この乗り換えがよく分かる3つの声をそのまま紹介します。
使い方によって、かなり安くなる
安くなるのでもっと早く知っておけば早く切り替えていたと思う
通信速度が遅いところ
※引用はすべて当編集部アンケート(2026年7月)の実回答です。同じ回答者の声を「よかった点」と「イマイチだった点」の両方で掲載しています。
povoの注意点6つ。店なし・電波・180日ほか

povoへの乗り換えは、回答が少数ながら満足度は高めでした。ただし前提条件がはっきりしているプランなので、店頭サポートなしと180日ルールを含む6つの注意点を、申し込む前に必ず読んでください。
監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)
0円のまま持ち続けることはできません。半年のあいだ何も買わないと回線が止まります。番号を持つだけのつもりの人ほど、この期限を覚えておいてください。
この乗り換えで手に入らないもの
- 店頭のサポートは手に入りません。「店頭でのサービスがなくなること」。契約も相談もアプリ・Web完結です。
- ソフトバンクと同じ電波の感覚は保証されません。au回線に変わります。「通信速度が遅いところ」の声もあり、エリア確認が前提です。
- 0円のまま放置はできません。有償トッピングなしが180日を超えると利用停止→解約の対象です。
- 通話定額は標準では付きません。トッピングなしの通話は22円/30秒の従量制。通話が多い人はかけ放題550円/1,650円を足してください。
- ソフトバンクの解約月は満額です。メール持ち運びは月330円・解約後31日以内。残債の分割も続きます。
- トッピングは自分で管理する手間があります。期限切れ・買い忘れで128kbpsに落ちるのもこの仕組みの一部です。
povoの店なしに迷うならLINEMOも比較を

「月額という考え方をやめる」ところまで踏み切るかどうか。迷う人には、ソフトバンク側にも受け皿があります。
使う量が月によって波がある人です。基本料0円をもとに、3GB990円・30GB2,780円・使い放題330円/日を自由に組み合わせられます。au回線のエリア確認が前提です。
ソフトバンク回線の電波のまま、月額固定で安くしたい人です。LINEMOは990円からのオンライン専用、店舗を残したいならワイモバイルが候補になりますね。
あわせて読みたい
ドコモからpovoへの乗り換え方は、こちらの記事で解説しています。
ソフトバンクからpovoのよくある質問

本文で触れきれなかった疑問をQ&A形式でまとめます。本調査の声と、検索でよく見かける疑問から選びました。
MNP予約番号は必要ですか?ソフトバンクに電話しないとダメですか?
どちらも不要です。povoはMNPワンストップに対応しており、申し込みの中で転出手続きまで完結します(2026年8月確認)。予約番号の事前発行を求める解説は旧情報です。
電話番号はそのまま使えますか?
使えます。申し込み時に「他社からのお乗り換え(MNP)」を選べば、今の番号を引き継げます。新しい番号での契約も選べます。
eSIMとSIMカードはどちらがいいですか?
急ぐならeSIMです(最短で当日開通)。SIMカードは配送のため数日かかります。eSIM対応機種かどうかを先に確認してください。
ソフトバンクのメールアドレスはそのまま使えますか?
無料では使えません。「メールアドレス持ち運び」(月額330円)で継続でき、回線解約後31日以内の申込が必要です。本調査の利用者はGmail移行50%・もともと使っていない50%でした。
機種代(残債)が残っていても乗り換えできますか?
できます。残債は解約後も同じ支払い方法で分割が続き、一括精算の義務はありません。2021年10月以降発売の端末は原則SIMロックもありませんが、povoの対応端末ページで動作確認をしてください。
povoに申し込めない場合があるのはなぜですか?
対応端末でない・本人確認書類や支払い方法(クレジットカード等)が条件に合わないなどが主な理由です。申し込み前に公式サイトの対応端末・契約条件のページで確認してください。
参考:ソフトバンクとpovoで変わる項目の一覧
ここまでに出てきた違いを1つの表にまとめます。乗り換える前に、自分に当てはまる行だけ確かめてくださいね。
| 項目 | ソフトバンク(乗り換え前) | povo(乗り換え後) | 手続きの要否 |
|---|---|---|---|
| 電話番号 | そのまま | そのまま | ワンストップ対応で予約番号・電話不要 |
| 回線 | ソフトバンク回線 | au回線 | —(エリアマップの確認を) |
| 料金の形 | 月額プラン(固定) | 基本料0円+トッピング購入 | povo2.0アプリで都度購入 |
| 通話 | プラン・オプションによる | 22円/30秒の従量制 | かけ放題は550円/1,650円のトッピング |
| キャリアメール | @softbank.ne.jp ほか | 持ち運びは月330円(31日以内) | フリーメール移行が現実的 |
| サポート | ソフトバンクショップ | アプリ・Webのみ(店舗手続きなし) | チャットサポートを利用 |
← 横にスクロールできます
まとめ:povoの仕組みを受け入れるなら維持費は軽い
最後に、この記事の要点をまとめましょう。
- povoは月額プランではなく基本料0円+トッピング。30GBなら2,780円で、すでに安い人でも下げ余地がある(75%=75%が安くなった実感)
- 代わりに店頭サポートがなくなり、回線はau回線に変わる。エリア確認が最初の関門
- 手続きはワンストップで予約番号不要。100%がアプリ・Webで完結し「難しかった」は0%
- 180日ルール・通話の従量制・ソフトバンク解約月の満額は先に織り込んでおく
店とプランのない世界に踏み切れるかどうか。判断材料はこの記事の価格表と注意点で揃います。エリアと使用量を確かめたら、月末の数日前にアプリから申し込むのが近道ですよ。
povo2.0(基本料0円+トッピング)
- 30GB 2,780円・3GB 990円・使い放題330円/日を自由に組み合わせ
- 契約事務手数料は通常0円・ワンストップ対応
- eSIMなら最短当日開通
※オンライン専用です。180日ルール・対応端末は申し込み前にご確認ください。
この記事の監修者

高木 健太朗
格安SIM・光回線のWEBメディアを監修するプロ
株式会社ドミニオン所属の外部監修者(モバチェンの運営会社とは別の会社の方です)
光回線の法人営業に約10年従事し、一次代理店のマネージャーを歴任。 回線工事の立ち会いなどの現場経験をもとに、格安SIM・光回線ジャンルの記事を監修しています。
マイベストプロ北海道において、北海道テレビ放送の審査を通過した登録専門家として掲載されています。
監修者の詳しいプロフィール / マイベストプロ北海道のページ
監修範囲:料金の条件/手数料/速度の説明/比較の公平性 (乗り換え手続きの具体的な操作手順は監修範囲に含みません。手順は当編集部が各社公式ページで確認しています)
2026年9月22日 監修

