格安SIM 3GBのおすすめ比較|超えると1,100円上がる会社と変わらない会社

2026年9月7日 更新

格安SIMの3GBで足りなくなる月がある人が51.5%であることと、超えた月に起きることが低速のまま・自動で料金が上がる・買い足すまで使えないの3通りに分かれることを示す図

「3GBの格安SIMは安くて助かる。でも、足りなくなった月はどうなるんだろう」
「使い切ったら勝手に高いプランへ移されるのかな」

同じところで手が止まる人は多くいます。当編集部が3GB前後の格安SIMを使っている人に調べたところ、足りなくなる月がある人は51.5%でした。半分の人が、その月を実際に迎えています。

ところが、超えた月に起きることは会社によって真逆です。低速になるだけで料金が変わらない会社と、自動で上の段階へ移って月額が1,100円上がる会社があります。 同じ「3GBで990円」に見えても、超えた月の請求は倍近く開きますよ。

この記事では、各社の3GBの月額と、超えた月に何が起きるかを公式サイトで確認して並べますね。3GBで足りる人と足りない人の分かれ目、自分の使用量から確かめる手順4つも続けてお伝えします。

根拠は利用者の声と、2026年9月7日に各社公式で確認した料金です。読み終わる頃には、自分が3GBでよいのか、選ぶならどこかを決められますよ。

結論

3GB前後の格安SIMを使っている人のうち、足りなくなる月がある人は51.5%でした。選ぶときに最も重視したのは月額料金の安さで81.3%です。ところが実際に払っている額は、1,500円以下が65.1%いる一方で、2,501円以上も11.1%います。

超えた月に起きることは3通りに分かれます。低速のままで料金が変わらないのはIIJmio・mineo・HISモバイル・イオンモバイル・ワイモバイルです。

自動で上の段階へ移って料金が上がるのは楽天モバイル・LINEMO・日本通信SIM・UQモバイル、買い足さないと使えないのはpovo2.0でした(2026年9月7日確認)。

UQモバイルとワイモバイルには、3GB前後のプランがもうありません。UQモバイルのミニミニプランは2025年6月2日に新規受付を終了し、ワイモバイルの最小はシンプル3 Sの5GBです。調査で月額2,501円以上を払っていた人の3分の1が、この2社に集まっていました。

※本記事は通信業界で約10年の実務経験を持つ専門家の監修を受けています。監修者情報はこちら

調査概要

調査対象
3GB前後の格安SIMを契約して使っている方
調査時期
2026年7〜8月
調査方法
インターネット調査(クラウドソーシングで回答者を募集)

回答数などの調査の詳細は、調査結果の詳細データ(PDF)に記載します。

割合は設問ごとに回答した人を母数にしています。各社の料金はすべて2026年9月7日に公式サイトで確認した税込・1回線・割引なしの額です。

目次

格安SIMの3GBで利用者が実際に払っている月額

格安SIMの3GBで、払っている額がいちばん高い帯だけ総合満足度が52.0%まで下がり、不満側が28.0%と突出していることを示す図

まず、3GB前後の格安SIMを使っている人が毎月いくら払っているのかからお見せしますね。広告に出ている最安値ではなく、通話オプションを含めた実際の請求額を回答してもらいました。自分がどの帯に入りそうかを想像しながら見てください。

1,500円以下が65%、2,501円以上も11%

3GB前後の格安SIMで実際に払っている月額

当編集部調べ(2026年7〜8月)

〜1,000円33.6%
1,001〜1,500円31.5%
1,501〜2,000円12.8%
2,001〜2,500円9.8%
2,501円以上11.1%

最も多いのは1,000円以下で33.6%、次が1,001〜1,500円の31.5%でした。1,500円以下で使っている人が65.1%を占めます。3GBという小さな容量なら、多くの人は1,500円までに収まっているわけですね。

気になるのは、2,501円以上を払っている人が11.1%いることです。同じ3GB前後なのに、いちばん安い帯といちばん高い帯で2.5倍以上の開きがあります。この差がどこから来るのかは、5章で見ていきましょう。

選ぶときに最も重視したのは月額料金の安さ81%

格安SIMを選ぶときに最も重視した点

当編集部調べ(2026年7〜8月)

月額料金の安さ81.3%
通信速度・つながりやすさ8.9%
大手のサブブランドである安心感2.6%
データ繰り越し2.6%
低速モードや使い放題オプション2.1%
通話かけ放題1.7%
キャンペーン0.9%

選ぶときの決め手は、ほぼ料金一色でした。月額料金の安さが81.3%で、2位の通信速度は8.9%です。実際に選んだ決め手を聞いた設問でも、月額料金が安かったからが69.4%で最多でした。

3GBという容量を選ぶ時点で、「たくさん使わないから安く済ませたい」という気持ちが先に立っているのが読み取れますね。だからこそ、契約したあとに月額が増える仕組みは、いちばん裏切られたと感じやすいところになります。

月額が高い人ほど満足しているとは限らない

月額の帯満足側(5段階の4と5)不満側(1と2)
〜1,000円83.2%2.6%
1,001〜1,500円72.9%2.7%
1,501〜2,000円76.6%6.7%
2,001〜2,500円69.6%8.7%
2,501円以上52.0%28.0%

← 横にスクロールできます/当編集部調べ(2026年7〜8月)

払っている額が多い人ほど満足している、という形にはなりませんでした。1,000円以下の層は満足側が83.2%で不満側は2.6%です。ところが2,501円以上の層は満足側が52.0%まで下がり、不満側が28.0%に跳ね上がります。

ほかの帯の不満側は2.6〜8.7%ですから、この層だけ3倍から10倍です。高いお金を払っているのに納得できていない人が、まとまった数いることになりますね。

この層に何が起きているのかは、5章の「3GBが選べない格安SIMのサブブランド2社」で分かります。先に一言だけ書いておくと、3GBを探して来た人が、3GBのない会社の5GBプランを契約しているからです。

モバチェンのポイント

3GB前後の月額は1,500円以下が65.1%。ただし2,501円以上も11.1%いて、その層だけ不満側が28.0%と突出しています。

格安SIMの3GBは半数が足りなくなる月あり

格安SIMの3GBで十分足りている人が48.5%、足りなくなる月がある人が51.5%でほぼ半々に割れたことを示す図

3GBを選ぶ前にいちばん気になるのは、それで1ヶ月もつのかどうかですよね。実際に使っている人がどう感じているかを見ていきましょう。

十分足りている49%、足りなくなる月がある52%

3GBで足りているかどうか

当編集部調べ(2026年7〜8月)

十分足りている48.5%
たまに足りなくなる39.1%
低速モードや使い放題オプションで補っている7.2%
よく足りなくなる5.1%

十分足りているが48.5%、足りなくなる月があるが51.5%で、ほぼ半々に割れました。「3GBは足りる」とも「足りない」とも言い切れない結果ですね。

不満を聞いた設問でも、月末にデータが足りなくなることがあるが29.8%で最も多く挙がっています。半数の人が、月末に残量を気にしながら使っているわけです。

40代と20代は6割が足りなくなる月あり

年代十分足りている足りなくなる月がある
60代以上86.7%13.3%
30代57.1%42.9%
50代46.2%53.8%
40代36.8%63.2%
20代36.4%63.6%

← 横にスクロールできます/当編集部調べ(2026年7〜8月)

同じ3GBでも、年代で受け取り方がまるで違いました。60代以上は86.7%が十分足りていると回答したのに対し、40代は63.2%、20代は63.6%が足りなくなる月があると回答しています。

ただ、これは年齢そのものの差というより、Wi-Fiの外でスマホを使っている時間の差と読むほうが当たっています。通勤や外出が多い年代ほど、家のWi-Fiにつながっていない時間が長くなりますね。

足りるかどうかを分けるのはWi-Fiの外で使う時間

契約前に知っておけばよかったことを聞いた設問で、同じ形の回答が並びました。

30代・男性
アプリのバックグラウンド更新やOSアップデートで、思いのほかデータ量を消費してしまうことです。また、低速化(200kbps〜300kbps)すると、テキストメインのLINE以外はほぼ使い物にならないという現実を実感しました。
50代・男性
3GBは普段は十分でも、動画視聴や地図アプリをよく使う月は意外と早く使い切ることがあると分かりました。

共通しているのは、想定していなかった消費で減っていることです。動画を見た自覚がなくても、アプリの自動更新やOSのアップデートが外で走れば減ります。

つまり3GBで足りるかどうかは、「動画を何時間見るか」ではなく「Wi-Fiにつながっていない時間に何が動いているか」で決まります。一般的な目安表では自分に当てはまるかどうかが決まらないのは、このためですね。自分の実際の使用量から確かめる方法は、7章に手順としてまとめました。

モバチェンのポイント

足りなくなる月がある人は51.5%。分かれ目は年代ではなく、Wi-Fiの外で使っている時間です。

格安SIMで3GBを超えた月に起きることは3通り

格安SIMで3GBを超えた月に起きることが、低速のままで料金が変わらない・自動で上の段階へ移り料金が上がる・買い足さないと使えないの3通りに分かれることを示す図

先にお伝えしておきます。3GBを超えた月に何が起きるかは、会社によって真逆です。「使い切ったら遅くなる」と一括りに説明している記事もありますが、実際には料金が上がる会社があります。ここを混ぜたまま選ぶと、想定していなかった請求が来ますよ。

利用者の声にも、この混乱がそのまま出ていました。「3GBを超過後スマホがどのような挙動になるのかわからなかった」「3GBに到達してから遅くなるのか、自動課金されるのか、が会社によっては良くわかりませんでした」といった内容です。

各社の公式サイトで確認したところ、起きることは3通りに分かれました(2026年9月7日確認)。

監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)

3GBを超えた月に起きることは、会社によって3通りに分かれます。低速のまま料金が変わらない会社、自動で上の段階に移って料金が上がる会社、買い足さないと使えない会社です。足りなくなる月がある人は、この3つのどれかを先に確かめてくださいね。

低速のままで料金が変わらない格安SIM

IIJmio・mineo・HISモバイル・イオンモバイル・ワイモバイルは、契約した容量を超えると通信が遅くなるだけで、月額は変わりません。速度はIIJmioとワイモバイルが最大300kbps、mineo・HISモバイル・イオンモバイルが最大200kbpsです。

HISモバイル公式の記載。超過後も月額基本料金のまま

HISモバイル公式の注記。「料金月の途中でご契約のデータ量を超過した場合、超過後は低速通信(最大200Kbps)で引き続きご利用いただけます。その際、料金はご契約の月額基本料金のまま追加料金はかかりません」と書かれている
※2026年9月7日 当編集部がHISモバイル公式サイトで取得。表示内容は取得時点のもの

この型は、放っておけば請求が増えません。そのかわり、月末は低速で我慢することになります。低速がどれくらい使えないかは、利用者の声がはっきり伝えていますね。「通信制限がかかると、地図アプリやウェブすら開くのが難しくなる」という状態です。

mineoだけは事情が少し違います。3GBコースなら「パケット放題 1Mbps」が無料で付き、切り替えれば最大1Mbpsで使い放題になります。1Mbpsあれば地図もSNSも動きますから、低速の意味がほかの会社と変わってきますよ。

mineo公式の料金表。3GBコースはパケット放題1Mbpsが無料

mineo公式のパケット放題の料金表。データ容量3GBの行で、パケット放題1Mbpsが無料、パケット放題3Mbpsが385円/月と表示されている
※2026年9月7日 当編集部がmineo公式サイトで取得。表示金額は取得時点のもの

調査でも、低速モードや使い放題オプションで補っていると回答した人は全体では7.2%ですが、mineoの利用者だけ40.0%と突出していました。無料で付く仕組みが、そのまま使われ方に出ています。

自動で上の段階へ移り料金が上がる格安SIM

楽天モバイル・LINEMO・日本通信SIM・UQモバイルは、超えると請求が増えます。ここがいちばん誤解されているところですね。

会社3GBまでの月額超えたあと増える額
楽天モバイル1,078円3GB〜20GBまで 2,178円+1,100円
LINEMO990円3GB超え〜10GB 2,090円+1,100円
日本通信SIM730円上限を上げると1GBごとに+220円+220円/GB
UQモバイル3GBのプランなし5GBを超えると割引後が2,728円+1,100円

← 横にスクロールできます/2026年9月7日 各社公式で確認

楽天モバイル公式の段階制料金

楽天モバイル公式のRakuten最強プランの料金表。3GBまで税込1,078円、3GB〜20GBまで税込2,178円、ギガ無制限が税込3,278円と段階になっている
※2026年9月7日 当編集部が楽天モバイル公式サイトで取得。表示金額は取得時点のもの

LINEMO公式の月額基本料。3GBを超えると2,090円

LINEMO公式のベストプランの月額基本料。〜3GBが税込990円、3GB超え10GBが税込2,090円と表示されている
※2026年9月7日 当編集部がLINEMO公式サイトで取得。表示金額は取得時点のもの

楽天モバイルとLINEMOは、1GBでも超えれば1,100円増えます。3GBを100MB超えただけでも、20GBや10GBまで使った人と同じ額になる仕組みですね。利用者からも「3ギガを超えると20ギガまで定額なので、ちょっとだけ3ギガを超えた時にもったいない」という声が挙がっていました。

40代・女性
3GBを超えても何も連絡なしに料金が上がること
30代・女性
GBを使い切ると自動で高いプランに移ってしまうこと。

この2社は、繰り越しもできません。使い切れなかった分は翌月に持ち越せないので、月ごとに使う量がぶれる人ほど段階をまたぎやすくなりますよ。

日本通信SIMは、この型のなかでは動き方が違います。放っておけば低速のままで請求は増えません。自分でマイページの上限値を上げたときだけ、1GBあたり220円が加わります。増えるかどうかを自分で決められる形ですね。

日本通信SIM公式の上限設定。使った分だけの支払い

日本通信SIM公式の上限設定の説明。上限を4GBに設定するとそれ以上はデータを消費しないこと、上限値の設定は1GB単位で100GBまでで、データ料が1GBあたり220円であることが書かれている
※2026年9月7日 当編集部が日本通信SIM公式サイトで取得。表示金額は取得時点のもの

買い足さないと使えなくなる格安SIM

povo2.0は、データがなくなると最大128kbpsになり、トッピングを買うまで元に戻りません。基本料が0円で、必要なときだけデータを買う仕組みだからです。3GBが30日間で990円、1GBが7日間で390円でした。

povo2.0公式のトッピング内容

povo2.0公式のトッピング内容の表。データ容量3GB、有効期間30日間、料金990円(税込)と表示されている
※2026年9月7日 当編集部がpovo2.0公式サイトで取得。表示金額は取得時点のもの

この型は自分で選べるかわりに、買い忘れると止まりますよ。利用者からは、自動更新にしていて気づかないうちに買っていたという声もありました。

30代・女性
最初自動更新になるとは知らなかったため、使い切った後勝手にトッピングを買ってしまっていた。損をしているわけではないけど、1ヶ月にどれくらい使っているのか分かりづらかった。

3GBを超えた月に何が起きるかの一覧

会社3GB前後の月額超えた月に起きること繰り越し
日本通信SIM730円低速のまま。上限を上げると1GB+220円できない
HISモバイル770円最大200Kbps。料金は変わらないできない
IIJmio850円(2ギガ)最大300kbps。料金は変わらないできる(翌月末まで)
povo2.0990円(3GB/30日間)最大128kbps。買い足すまで戻らない期間内のみ
LINEMO990円自動で2,090円できない
楽天モバイル1,078円自動で2,178円できない
イオンモバイル1,078円最大200kbps。料金は変わらないできる(翌月まで)
mineo1,298円最大200kbps。料金は変わらない。3GBなら1Mbps使い放題が無料できる(翌月へ)
UQモバイル3GBのプランなし5GB超で割引後2,728円できる(翌月末まで)
ワイモバイル3GBのプランなし最大300kbps。料金は変わらないできる(翌月まで)

← 横にスクロールできます/2026年9月7日 各社公式で確認

同じ「3GBで1,000円前後」に見える会社どうしでも、超えた月の請求は2倍以上変わります。990円のLINEMOは超えると2,090円、990円のpovo2.0は買い足さなければ990円のままです。

だから3GBの格安SIMは、月額だけを見比べても決まりません。自分が月に何回くらい超えそうかを先に見積もって、そのときにどうなってほしいかで選ぶほうが、契約後のずれが小さくなりますよ。

モバチェンのポイント

超えた月に起きることは、低速のまま・自動で料金が上がる・買い足すまで使えないの3通りです。楽天モバイルとLINEMOは1GB超えただけで1,100円増えます。

格安SIM 3GBの比較表。超えた月の額まで並べた

格安SIMの3GBを月額の安い順と、超えた月まで含めた額の順の2つで並べると順位が入れ替わることを示す図

ここまでの内容を、選ぶときに見る順で並べ直しますね。金額はすべて2026年9月7日に各社公式で確認した税込・1回線・割引なしの額です。

3GBまでの月額で安い順

順会社月額備考
1日本通信SIM730円290円+1GBごと220円の従量制
2HISモバイル770円3GBのプラン
3IIJmio850円2ギガのプラン。3GBちょうどはない
4povo2.0990円3GB/30日間のトッピング
4LINEMO990円ベストプランの下の段
6楽天モバイル1,078円最強プランの下の段
6イオンモバイル1,078円3GBのプラン
8mineo1,298円音声通話つき。1Mbps使い放題が無料
—UQモバイル3GBのプランなし最小はトクトクプラン2の5GBまで
—ワイモバイル3GBのプランなし最小はシンプル3 Sの5GB

← 横にスクロールできます/2026年9月7日 各社公式で確認

この順位の評価軸と調査方法

並べた評価軸は「3GB前後で契約できる最も安いプランの月額」の1つだけです。金額は税込・1回線・割引なしにそろえ、2026年9月7日に各社公式ページで確認しました。

調査方法は各社公式の料金ページの記載を読み取る形で、比較サイトの記載は使っていません。

当編集部のアンケートは、この順位には使っていません。今回の調査は満足度をまとめて1つの点数でしか聞いていないので、各社に点をつけられないからです。アンケートは各社の使われ方の注記としてのみ載せていますよ。

割引を1つも使わない前提だと、日本通信SIMの730円が最も安い結果になりました。1,000円を切るのは日本通信SIM・HISモバイル・IIJmio・povo2.0・LINEMOの5社です。

3GBを超えた月まで含めると順番が変わる

月額の安い順と、超えた月の安心さは一致しません。上位のLINEMOは超えると2,090円になり、8位のmineoは超えても1,298円のままです。

◎ 超える月がほとんどない人
  • ✓ 月額の安い順に選んで差し支えありません
    日本通信SIM 730円、HISモバイル 770円、IIJmio 850円が候補になります
△ 月に1回は超えそうな人
  • ✕ 低速のままで料金が変わらない会社が向きます
    mineoは3GBコースに1Mbps使い放題が無料で付くので、超えたあとも実用に耐えます

超える月がある人にとっては、月額の順位はあまり意味を持ちません。LINEMOで毎月超えるなら実質2,090円ですから、mineoの1,298円より高くなります。自分が超えるかどうかを先に決めてから表を見るほうが、順位に振り回されずに済みますよ。

繰り越しと低速切り替えができる格安SIM

会社繰り越し自分で低速に切り替え
IIJmioできる(翌月末まで)できる(最大300kbps)
mineoできる(翌月へ)できる(3GBなら最大1Mbps使い放題が無料)
イオンモバイルできる(翌月まで)公式で確認できず
UQモバイルできる(翌月末まで)できない(トクトクプラン2は節約モードの対象外)
ワイモバイルできる(翌月まで)公式で確認できず
LINEMOできない公式で確認できず
楽天モバイルできない公式で確認できず
HISモバイルできない公式で確認できず
日本通信SIMできない上限設定で実質できる

← 横にスクロールできます/2026年9月7日 各社公式で確認

IIJmio公式。高速通信のON/OFFで最大300kbpsに切り替えられる

IIJmio公式の通信速度の制御の欄。高速データ通信のON/OFFが可能で、データ容量を使いたくないときに最大300kbpsの速度に切り換えられると書かれている
※2026年9月7日 当編集部がIIJmio公式サイトで取得。表示内容は取得時点のもの

繰り越しと低速切り替えが両方そろっているのは、IIJmioとmineoの2社でした。使う量が月によってぶれる人ほど、この2つで月末の不足を減らせます。

余った分を翌月に回せれば、旅行や出張のある月に備えられます。契約前は目立たない機能ですが、使い始めてから差が出るところですね。利用者からも「実際には使わなかった分繰り越せることが後々わかり、得をした気分でした」という声が挙がっていました。

モバチェンのポイント

割引なしの月額は日本通信SIMの730円が最安です。ただし超える月がある人は、mineoのように超えたあとも料金が変わらない会社のほうが総額で安くなります。

3GBが選べない格安SIMのサブブランド2社

UQモバイルとワイモバイルに3GB前後のプランが無く、月額の高い帯を払っている人の33.8%がこの2社であることを示す図

1章で見た「2,501円以上を払っていて満足度が低い層」の中身が、この章で分かります。調査で2,501円以上を払っていた人の33.8%が、UQモバイルとワイモバイルでした。

UQモバイルのミニミニプランは新規受付終了

UQモバイルには、3GB前後のプランがもうありません。4GBのミニミニプランは2025年6月2日に新規受付を終了していて、いま選べるのはトクトクプラン2とコミコミプランバリューの2本です。

トクトクプラン2の基本使用料は4,048円で、5GBまで使っても30GB使っても同じ額です。割引をすべて適用して、5GBまでに収めたときだけ1,628円まで下がります。

5GBを超えると、割引後の支払いが1,100円上がって2,728円になります。3GBのつもりで契約しても、月によって超えれば請求が動く形ですね。

ワイモバイルの最小は5GBで2026年6月に値上げ

ワイモバイルも同じで、シンプル3の最小はSの5GBです。さらに2026年6月2日にシンプル3のS・M・Lが税抜200円(税込220円)値上げされ、Sは3,058円から3,278円になりました。

ワイモバイル公式の値上げ告知

ワイモバイル公式の大切なお知らせ。シンプル3 S/M/Lが2026年6月2日より月額基本使用料を税抜プラス200円(プラス220円)改定すると書かれている
※2026年9月7日 当編集部がワイモバイル公式サイトで取得。表示内容は取得時点のもの

ワイモバイル公式。シンプル3の最小はSの5GB

ワイモバイル公式の基本プランのみ加入の表。シンプル3 Sが5GB、シンプル3 Mが30GB、シンプル3 Lが35GBと表示されており、3GBのプランが無い
※2026年9月7日 当編集部がワイモバイル公式サイトで取得。表示内容は取得時点のもの

割引をすべてそろえて初めて安くなる

この2社は、割引を全部そろえた状態を前提に安く見える設計になっています。UQモバイルは自宅のインターネットか電気の契約、ワイモバイルはおうち割 光セットとPayPayカード ゴールドがそろって初めて下がります。

調査でも、この構造への戸惑いがそのまま出ていました。

30代・男性
「業界最安〇〇円!」と書いてあっても、光回線セット割引や特定カード払いなどの適用条件が複雑で、単体契約時の実際の金額が分かりにくかった点です。また、混雑時間帯のリアルな通信速度は実測値の口コミを見ないと分からない点も困りました。

割引の条件がそろわない人にとっては、この2社は3GB向けの選択肢になりません。4,048円や3,278円をそのまま払うことになるからです。1章で見た「2,501円以上の層だけ不満側が28.0%」は、ここから来ていると読めます。

ただし、割引の条件がそろっている人にとっては話が変わります。自宅のインターネットが対象で、指定のカードを持っているなら1,628円まで下がりますし、通信品質の満足度はこの2社が上位でした。自分に割引の条件があるかどうかを先に確かめてから、この2社を見るかどうかを決めましょう。

◎ 向いている人
  • ✓ 自宅のインターネットか電気を同じ系列で契約している
    割引の前提がそろいます
  • ✓ 指定のクレジットカードを持っている
    もう1つの割引の前提です
  • ✓ 通信品質を優先したい
    調査でこの2社は品質の評価が上位でした
  • ✓ 店舗で相談したい
    対面の窓口があります
△ 向いていない人
  • ✕ 割引の条件がそろわない
    4,048円や3,278円をそのまま払うことになります
  • ✕ 3GBだけを安く使いたい
    最小が5GBなので容量が余ります
  • ✕ 毎月の額を一定にしたい
    5GBを超えた月は1,100円上がります
モバチェンのポイント

UQモバイルとワイモバイルに3GBのプランはありません。割引をすべてそろえて初めて安くなる設計で、条件が合わない人には向きません。

格安SIMの3GBで満足を決めているのは通信品質

格安SIMの3GB利用者の総合満足度が74.2%に対し通信品質の満足度は57.8%で、16.4ポイント低いことを示す図

3GBの格安SIMを選ぶときに最も重視されたのは月額料金でした。ところが契約したあとの満足を決めているのは、料金ではありませんでした。

監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)

月額が高い人ほど満足しているとは限りませんでした。満足を分けていたのは金額ではなく通信品質のほうです。安さだけで決める前に、昼の時間帯の使い方を思い浮かべてみてくださいね。

通信品質の満足58%は総合74%より低い

総合満足度と通信品質の満足度

当編集部調べ(2026年7〜8月)

総合満足度の満足側74.2%
通信品質の満足側57.8%

総合満足度で満足側と回答した人は74.2%です。ところが通信品質の満足度は57.8%まで下がります。その差は16.4ポイントありました。

つまり「全体としては満足しているが、通信品質には引っかかりがある」という人が一定数いるわけですね。安さで納得しているぶん、速度は目をつぶっている形と読めます。

通信品質を高く評価した人ほど総合でも満足

通信品質の評価総合の満足側
597.8%
488.7%
362.8%
220.0%
10%

← 横にスクロールできます/当編集部調べ(2026年7〜8月)

通信品質を5と回答した人は、97.8%が総合でも満足側でした。逆に2と回答した人は20.0%まで落ちます。

一方で、1章で見たとおり月額の帯と満足度にはこのようなきれいな傾きがありません。1,000円以下が83.2%、1,501〜2,000円が76.6%と、順番どおりには並ばないからです。

つまり、満足を決めているのは払った額ではなく通信品質のほうでした。安く契約できても品質に引っかかれば満足度は上がらず、少し高くても品質に納得していれば満足度は高く出ます。料金だけで選んで後悔しやすいのは、この構造があるからですね。

平日の昼に遅くなるのは会社を問わず出る

不満を聞いた設問では、平日の昼など時間帯で速度が落ちるが20.4%で挙がりました。自由記述でも、会社を問わず同じ形の声が並んでいます。

40代・女性
平日12時台の速度制限は思っていたよりもガッツリ遅くなるので、お昼休みに動画を見るのは厳しいと知っておきたかったです。
50代・女性
平日の昼間は本当に使いにくい。Wi-Fiがないと辛い

昼休みにスマホで動画を見る習慣がある人は、ここを見ておいてください。3GBという容量の話とは別に、時間帯で速度が落ちる可能性は残ります。

編集部の実測メモ

この章で出しているのは、利用者が5段階で回答した満足度です。当編集部は通信速度の実測値を持っていません。速度の数値そのものを比べたい場合は、実測値を集めているサイトを別に当たってください。

格安SIMの3GBで足りるかを確かめる手順4つ

格安SIMの3GBで足りるかを、使用量を調べる・Wi-Fiの外の分を見る・超えた月にどうなってほしいかを決める・その型から選ぶの4手順で確かめることを示す図

2章で見たとおり、3GBで足りるかどうかは「動画を何時間見るか」の目安では決まりません。自分の実際の使用量から確かめるほうが早いです。手順は4つですよ。

1

いまの月のデータ使用量を調べる

目安3分

iPhoneなら「設定」の「モバイル通信」、Androidなら「設定」の「ネットワークとインターネット」から今月の使用量が見られます。契約中の会社のマイページやアプリでも確認できます。過去3ヶ月ぶんを見ると、月ごとのぶれが分かりますよ。

2

Wi-Fiの外で使っている分を見る

目安2分

1で見た数字は、モバイル通信だけの量です。家や職場のWi-Fiで使った分は入っていません。この数字がそのまま、格安SIMで必要になる容量になります。

3

超えた月にどうなってほしいかを決める

目安3分

料金が増えてもよいので速度を保ちたいのか、料金は変えたくないので遅くなってもよいのか、自分で買い足したいのかを決めます。3章の3通りに対応しています。

4

3で決めた型のなかから選ぶ

目安5分

4章の表で、その型の会社を月額の安い順に見ます。繰り越しや低速切り替えが要るかどうかも、ここで足して考えましょう。

手順1と2を飛ばさないでください。調査でも「自分が実際に使う量を確認しなかった」「残容量の確認にこまった」という声が挙がっていました。1ヶ月ぶんの実績を見るだけで、3GBでよいかどうかはほとんど決まりますよ。

3GBで足りるかの目安

3つの質問に答えると、自分に向く型が分かります。

Q1. 3GBを超える月はどれくらいありますか

Q2. 超えた月に困るのはどちらですか

Q3. 低速(最大200〜300kbps)で足りますか

各社の料金・仕様は2026年9月7日に公式サイトで確認したものです。申し込む前に最新の内容をご確認ください。

下の表は、上の質問と同じ内容を並べたものです。

超える月の頻度超えた月にどうなってほしいか向く型候補
ほとんどない—どれでもよい日本通信SIM・HISモバイル・IIJmio
たまにある料金は変えたくない低速のままmineo・IIJmio・HISモバイル
たまにある遅くなるのは困る自分で買い足すpovo2.0・IIJmio
よくある料金は変えたくない低速のまま(1Mbps)mineo
よくある遅くなるのは困る段階制でよい楽天モバイル・LINEMO

← 横にスクロールできます/2026年9月7日 各社公式で確認

3GBでは足りないと分かったとき

手順1で自分の使用量が5GBや10GBだった場合は、3GBの記事を読み続けても答えは出ません。容量の大きいプランで比べ直すほうが早いです。

その場合でも、この記事で見た「超えた月の扱い」の考え方はそのまま使えます。容量が変わっても、低速のままか料金が上がるかの違いは同じように残りますよ。

モバチェンのポイント

一般的な目安ではなく、自分のモバイル通信の使用量を見てください。過去3ヶ月ぶんを見れば、3GBで足りるかはほぼ決まります。

格安SIMの3GBでよくある質問

格安SIMの3GBについてよくある質問7問に回答することを示す図

調査で挙がった疑問のうち、本文の章にするほどではなかったものをまとめました。

Q

3GBはどれくらい使えますか?

A

使い方で大きく変わるので、一般的な目安よりも自分の実績を見るほうが確実です。調査では3GB前後を使っている人の48.5%が十分足りていると回答し、51.5%は足りなくなる月があると回答しました。7章の手順1でモバイル通信の使用量を確かめてください。

Q

3GBを超えると通信できなくなりますか?

A

使えなくはなりませんが、3通りに分かれます。mineo・IIJmio・イオンモバイル・HISモバイル・ワイモバイルは速度が落ちるだけで請求は変わりません。povo2.0はデータを買い足すまで最大128kbpsのままです。楽天モバイル・LINEMOは速度が落ちない代わりに請求が上がります。

Q

3GBを超えると勝手に料金が上がる格安SIMはどこですか?

A

楽天モバイルとLINEMOです。楽天モバイルは3GBを超えると1,078円から2,178円に、LINEMOは990円から2,090円に自動で上がります。日本通信SIMは自分で上限を上げたときだけ増えますよ。

Q

余ったデータは翌月に繰り越せますか?

A

IIJmio・mineo・イオンモバイル・UQモバイル・ワイモバイルは繰り越せます。LINEMO・楽天モバイル・HISモバイル・日本通信SIMは繰り越せません。期限はIIJmioが付与月の翌月末日まで、ワイモバイルが翌月までです。

Q

低速になるとどれくらい遅いですか?

A

最大200kbpsから300kbpsが一般的で、テキスト中心のやり取りはできても、画像の多いページや動画は厳しくなります。利用者からは「地図アプリやウェブすら開くのが難しくなる」という声も挙がりました。mineoの3GBコースだけは最大1Mbpsの使い放題が無料で付きます。

Q

3GBの格安SIMで通話が多い場合はどこがいいですか?

A

通話料の単価はHISモバイルが30秒9円、日本通信SIM・IIJmio・イオンモバイルが11円で、多くの会社の22円より安く設定されています。楽天モバイルはRakuten Linkアプリを使えば国内通話が無料です。月に何分かけるかを先に数えてから決めましょう。

Q

3GBで足りない月が続いたらどうすればいいですか?

A

容量の大きいプランに変えるほうが総額で安くなります。毎月超えるならLINEMOは実質2,090円、楽天モバイルは実質2,178円ですから、その額で選べる会社を比べ直すほうが早いです。繰り越しができる会社に変える方法もありますよ。

まとめ:格安SIMの3GBは超えた月の扱いで選ぶ

格安SIMの3GBは、月額の帯・超えた月の3通りの扱い・満足を決めているのは通信品質という3点で選ぶことを示す図

調査と各社公式の料金から見えたことを、3つに整理しますね。

この記事のまとめ

① 3GB前後の月額は1,500円以下が65.1%。ただし2,501円以上も11.1%いて、その層だけ不満側が28.0%でした。ほかの帯は2.6〜8.7%ですから、突出しています。

② 超えた月に起きることは3通りに分かれます。料金が変わらないまま低速になるのは、IIJmio・mineo・HISモバイル・イオンモバイル・ワイモバイルの5社。自動で料金が上がるのは楽天モバイル・LINEMO・日本通信SIM・UQモバイルの4社。買い足すまで使えないのはpovo2.0だけです。

楽天モバイルとLINEMOは、1GB超えただけで1,100円増えます。

③ 満足を決めているのは料金ではなく通信品質でした。通信品質を5と回答した人の97.8%が総合でも満足側で、2と回答した人は20.0%です。月額の帯には、これほどきれいな傾きがありませんでした。

各社の料金は月ごとに変わります。自分のモバイル通信の使用量を見て、超える月がどれくらいあるかを決め、そのときにどうなってほしいかで型を選び、その型のなかから月額で比べる。この順番で進めれば、月額の順位だけを見て選んで後悔することはなくなりますよ。

この記事で比べた10社の公式サイト

上のリンクは各社の公式サイトへの案内で、広告ではありません。並べた順番は3GBまでの月額が安い順で、報酬によって入れ替えてはいません。金額はすべて2026年9月7日に各社公式ページで確認したものです。申し込む前に最新の金額をご確認ください。

あわせて読みたい

容量を横断した料金の比べ方、初期費用まで含めた比較、3GB超えが弱点として挙がったLINEMOの評判は、こちらの記事で解説しています。

執筆:モバチェン編集部

当編集部は、広告掲載の有無を記事の推奨順位に影響させません。詳しくは編集ポリシーをご覧ください。

監修:高木 健太朗(株式会社ドミニオン/外部監修者)

格安SIM・光回線のWEBメディアを監修するプロ。光回線の法人営業に約10年従事し、一次代理店のマネージャーを歴任しました。

回線工事の立ち会いなどの現場経験をもとに、格安SIM・光回線ジャンルの記事を監修しています。マイベストプロ北海道において、北海道テレビ放送の審査を通過した登録専門家として掲載されています。

監修範囲:料金条件/解約金/速度説明/比較の公平性。乗り換え手続きの実務手順は監修範囲に含めません。

監修者の詳しいプロフィール/マイベストプロ北海道

2026年9月25日 監修

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