2026年9月10日 更新

「ドコモでゲーミングスマホを買いたい」と思って調べ始めたら、出てくるのは見たことのないメーカーの機種ばかりではありませんか。
REDMAGIC、ROG Phone、Xiaomi。どれもドコモショップで見かけない名前です。そもそもドコモで買えるのかどうかも、はっきりしません。
先に答えを書きます。ドコモの製品一覧にゲーミング専用ブランドの機種はありません。買えるのは、ゲームも動くハイエンド機です。
そしてもうひとつ。ゲーム用にスマホを買った方を調査したところ、72.9%が「長時間だと多少熱くなる」と答えました。この割合は16万円以上の端末でも73.9%で、5万円未満の70.0%とほとんど変わりません。
つまり、お金を出しても熱そのものは消えないということですね。それでも高い機種に意味はあります。変わるのは「性能が落ちるほど熱くなる」ほうで、16万円以上では4.3%まで下がります。
この記事では、ドコモで買える機種の中からどう選ぶかを、実際に買った方の回答と各社公式の記載の両方から整理していきますね。
ドコモに専用のゲーミングスマホはないので、ハイエンド機から選びます。予算は「熱をなくす」ためではなく「ゲームが落ちない状態を保つ」ために使ってください。あわせて、ドコモのスペック表に載っていないリフレッシュレートだけは、メーカー公式で確かめてから買いましょう。
※本記事は通信業界で約10年の実務経験を持つ専門家の監修を受けています。監修者情報はこちら
調査概要
- 調査対象
- ゲーム用途でスマートフォンを購入した方
- 調査時期
- 2026年7〜8月
- 調査方法
- インターネット調査(Googleフォーム)
回答数などの調査の詳細は、調査結果の詳細データ(PDF)に記載します。
この記事でわかること
ドコモにゲーミングスマホ専用機はない

最初に、ドコモが何を売っているのかをはっきりさせておきますね。ここが分かると、検索で出てくる機種名の多くは候補から外れます。
ドコモが売っているのはゲームも動く汎用のハイエンド機
ドコモ公式のAndroidスマートフォンの製品一覧を開いてみてください。並んでいるのは AQUOS、Xperia、Galaxy、Google Pixel、arrows、motorola でした(2026年9月8日確認)。
ゲーミング専用ブランドの機種は、この一覧に1機種もありません。冷却ファンを積んだ機種も、ショルダートリガーが付いた機種も出てきません。
2026年9月8日に当編集部が取得
ではゲームが遊べないのかというと、そうではありません。並んでいるのはどれも新しいプロセッサを積んだ機種で、重いタイトルもきちんと動きますよ。ドコモで選ぶというのは、専用機ではなく汎用のハイエンド機から選ぶということですね。
REDMAGICやROG Phoneはドコモでは買えない
検索やAIの回答欄で名前が挙がるのは、REDMAGIC 11 Pro や ASUS ROG Phone です。これらはSIMフリーの機種で、メーカーの直販サイトや家電量販店で買います。
ドコモで買えない以上、機種代金の分割にドコモの返却プログラムは使えません。故障したときの窓口も、ドコモではなくメーカーになります。
「ドコモでゲーミングスマホ」と調べている方の多くは、いまの回線のまま機種変更したいはずです。その前提だと、この2ブランドは最初から外して考えましょう。
SIMフリー機をドコモ回線で使うと5Gの一部が抜ける
それでもSIMフリー機を買って、ドコモのSIMを挿す手はあります。ただし周波数が全部そろうわけではありません。
ドコモが公開している対応周波数帯の一覧(PDF)を見ると、5Gの列は n1・n28・n78・n77・n79・n257 の6種類でした(2026年9月8日確認)。このうち n79 は4.5GHz帯にあたります。
いっぽう REDMAGIC 11 Pro のメーカー公式スペックでは、5G NR の対応が n78 までで止まっていました。n79 が入っていません。
2026年9月8日に当編集部が取得
n79がないことは「ドコモ回線が使えない」という意味ではありません。n78には対応しているので5Gはつながります。使えないのは4.5GHz帯だけです。おサイフケータイは、同じ公式ページに対応と書かれていますよ。
ここまでを踏まえると、選び方は次の1行に集約されます。ドコモの窓口ひとつで完結させたい方はドコモで買えるハイエンド機、冷却ファンやトリガーが欲しい方はSIMフリー機を別に買う。この記事では前者を扱っていきますね。
ドコモのゲーミングスマホで後悔が多いのは発熱

ここからは、実際にゲーム用のスマホを買った方の回答を見ていきます。心配していたことと、買ったあとに困ったことが、きれいにずれていました。
買う前の心配はカクつき、買ったあとの後悔は発熱
当編集部調べ(2026年7〜8月)
買う前にいちばん多かったのは、重いゲームでカクつかないかという心配で56.4%でした。
当編集部調べ(2026年7〜8月)
ところが買ったあとの後悔で先頭に来たのは発熱で41.2%です。心配していたカクつきは15.5%まで落ちています。
この入れ替わりには理由があります。カクつきは店頭で少し触れば分かりますが、熱は1時間続けて遊ばないと出てこないからですね。買う前に確かめようがないぶん、そのまま後悔に回ってしまいます。
逆に言えば、1回のプレイが10分か15分で終わる方なら、この後悔はほとんど関係ありません。熱を気にして予算を積むより、画面の見やすさや持ちやすさを優先したほうが満足につながりますよ。
発熱で実際に起きていること
どんな困り方をしているのかは、回答の言葉そのままのほうが伝わります。
マッチングありのゲームだと、すごく発熱する。
発熱し始めた時重くなりラグがある
重いゲームを行うとバッテリーが高温になり、ゲームが落ちる事です。
長時間ゲームをするとやっぱり熱くなってフレームレートが少し落ちることと、純正の冷却ファンがあると便利だと知っていればよかったです。
並べてみると、困っているのは「熱いこと」そのものではありません。熱くなった結果、動きが重くなる・ラグが出る・落ちるという、プレイへの影響のほうです。
対戦ゲームで負けたときに、腕のせいなのか端末のせいなのか分からなくなる。ここが後悔の中身だと考えると、選ぶときに見る場所も変わってきますね。
高負荷3Dをやる人ほど熱に当たる
プレイしているゲームでも、熱の出方は変わります。原神や崩壊スターレイルのような高負荷3Dを遊ぶ方は41.4%で、いちばん多いグループでした。
このグループだけを取り出すと、「長時間だと多少熱くなる」が81.0%まで上がります。全体の72.9%より高い数字ですね。
ただし「すぐ熱くなり性能が落ちる」は5.2%で、全体の10.7%より低くなっていました。快適さを5段階で聞いた結果も、4以上が69.1%で全体を上回ります。
高負荷3Dを遊ぶ方は、熱を承知のうえで性能の高い端末を選んでいる、と読み取れます。実際、このグループの43.1%が12万円以上の端末を買っていました。熱は出るが落ちない状態を、お金で買っているということでしょう。
ドコモのゲーミングスマホは価格を上げても熱は消えない

ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。予算をどこに使えばいいのかが決まります。
価格帯別に見た発熱の出方
買った端末の価格帯ごとに、発熱の回答を割ってみました。
| 本体価格帯 | 多少熱くなる | ほとんど感じない | すぐ熱くなり性能が落ちる |
|---|---|---|---|
| 5万円未満 | 70.0% | 15.0% | 15.0% |
| 5万〜8万円未満 | 69.6% | 13.0% | 13.0% |
| 8万〜12万円未満 | 82.2% | 11.1% | 6.7% |
| 12万〜16万円未満 | 73.7% | 5.3% | 15.8% |
| 16万円以上 | 73.9% | 21.7% | 4.3% |
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当編集部調べ(2026年7〜8月)。価格は割引・返却前の本体価格で、回答者が申告したものです。
まず「多少熱くなる」の列を縦に見てください。どの価格帯も7割前後で、値段による差がほとんどありません。
スマホは手のひらに収まる大きさで、ファンも回りません。処理が重くなれば温度は上がります。16万円出しても、この物理は変わらないということですね。
価格で減るのは性能が落ちるほどの熱
いっぽう、いちばん右の列は様子が違います。5万円未満で15.0%だった「すぐ熱くなり性能が落ちる」が、16万円以上では4.3%まで下がりました。
ここが、お金を出して買えるものです。熱をゼロにはできませんが、熱くなったときに処理を落とさず粘れるかどうかは変わります。
ただし一直線には下がっていません。12万〜16万円未満だけ15.8%と高くなっています。価格を上げれば必ず良くなる、とは言えない結果でした。
この帯には折りたたみ機種や大画面機種も混ざるため、熱を逃がしにくい形の端末が入り込んでいる可能性があります。予算を12万円台まで上げるくらいなら、そこで止めて8万〜12万円未満を選ぶか、16万円以上まで届かせるほうが素直でしょう。
1回のプレイが30分を超えるなら、8万円以上を目安にしてください。10分程度で終わるなら、5万円台でも困っている方は多くありません。
快適さは価格に効くが、満足度の伸びは小さい
快適さと総合満足度を5段階で聞いた平均も並べてみます。
| 本体価格帯 | ゲームの快適さ | 機種選びの総合満足度 |
|---|---|---|
| 5万円未満 | 3.35 | 3.25 |
| 5万〜8万円未満 | 3.59 | 3.64 |
| 8万〜12万円未満 | 3.68 | 3.73 |
| 12万〜16万円未満 | 4.21 | 3.89 |
| 16万円以上 | 4.45 | 4.09 |
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当編集部調べ(2026年7〜8月)。5段階で5がいちばん良い評価です。
快適さは3.35から4.45へと上がっています。お金を出したぶん、動きは素直に良くなりました。
ところが総合満足度の伸びは3.25から4.09までにとどまります。16万円以上でも、満足度に5を付けた方は22.7%でした。快適さに5を付けた方が54.5%いたのと比べると、半分以下です。
気持ちよく動くことと、買い物として納得することは別だと分かります。10万円を超える買い物の満足には、価格に見合っているかという感覚が混ざるからですね。
予算を決めるときは、上限まで積むのではなく、自分のプレイ時間に見合うところで止めるほうが現実的でしょう。
買った時期が新しいほど熱を感じにくい
もうひとつ、価格より大きく差が出ていた要素があります。買った時期ですね。
| 買った時期 | ほとんど熱を感じない |
|---|---|
| 3ヶ月以内 | 25.0% |
| 半年以内 | 33.3% |
| 1年以内 | 23.8% |
| 1〜2年前 | 5.0% |
| 2年以上前 | 8.9% |
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当編集部調べ(2026年7〜8月)
半年以内に買った方は33.3%が熱をほとんど感じていません。1〜2年前だと5.0%まで落ちます。
プロセッサの省電力化と、熱を逃がす設計が世代ごとに進んでいるためと考えられます。同じ予算なら、型落ちを安く買うより現行機を選んだほうが、熱の面では有利になりますね。
ドコモのゲーミングスマホでリフレッシュレートを外さない方法

熱の次に取り返しがつかないのが、画面の滑らかさです。ここは買ったあとで変えられません。
非対応を選んだ人の満足度がいちばん低い
当編集部調べ(2026年7〜8月)
いちばん下の「そもそも非対応の機種だった」に注目してください。割合としては9.3%ですが、この方たちの満足度が飛び抜けて低くなっています。
非対応を選んだ方は、総合満足度に2以下を付けた割合が55.5%でした。逆に、はっきり体感できた方は91.6%が4以上を付けています。
滑らかさが効いたかどうかより、対応機種を選べたかどうかで満足が割れています。ゲーム用に買ったのに非対応だったと後から知る。これがいちばん残念な外し方ですね。
ドコモのスペック表にリフレッシュレートの記載はない
ではなぜ、非対応の機種を選んでしまうのでしょうか。ドコモ公式のスペック表を実際に開いてみると、理由が分かります。
2026年9月8日に当編集部が取得
ディスプレイの行に書かれているのは、サイズと種類と解像度だけです。リフレッシュレートもHzという単位も、どこにも出てきません。
AQUOS R11・Xperia 1 VIII・Galaxy S26 Ultra の3機種でスペックページの全文を検索しましたが、3件とも0件でした(2026年9月8日確認)。文字コードを変えて読み直しても同じです。
ドコモのページだけを見て選ぶと、画面の滑らかさは判断できません。「調べる中で分かりにくかったこと」でリフレッシュレートと画面が18.8%を占めていたのも、ここが理由でしょう。
プロセッサの世代による処理能力の差や、120Hzなどの高リフレッシュレートが実際にプレイしたいゲームアプリ側で体感できるかが分かりづらかった点です。
スペック表に記載されているSoCの性能差や、実際のゲームでどの程度快適に動くのかが分かりにくく、比較するのに苦労しました。
メーカー公式なら1分で確かめられる
確かめ方は簡単です。機種名で検索して、メーカーの公式サイトのスペックページを開いてください。そこには必ず書いてあります。
2026年9月8日に当編集部が取得
同じ機種でも、メーカー公式には「リフレッシュレート 1〜240Hz 可変駆動」とはっきり書かれています。ドコモのページには無かった情報ですね。
2026年のドコモの機種はエントリー機まで120Hz以上
主な機種のリフレッシュレートを、メーカー公式から書き写しました。
| 機種 | リフレッシュレート(メーカー公式の記載) |
|---|---|
| AQUOS R11 | 1〜240Hz 可変駆動 |
| AQUOS sense10 | 1〜240Hz 可変駆動 |
| Xperia 1 VIII | 1〜120Hz 可変 |
| Samsung Galaxy S26 Ultra | 最大120Hz |
| Google Pixel 11 Pro | 1〜120Hz |
| arrows We3 | 最大120Hz |
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出典(2026年9月8日確認):シャープ AQUOS R11/シャープ AQUOS sense10/ソニー Xperia 1 VIII。
同:サムスン Galaxy S26 Ultra/Google Pixel 11 Pro/FCNT arrows We3。
見てのとおり、2026年のドコモの機種はエントリー向けの arrows We3 まで120Hzに届いています。いま買う方が非対応を掴む心配は、ほとんどなくなりました。
注意したいのは中古や型落ちを選ぶときです。調査で非対応と答えた方の多くは、2年以上前に買っていました。安く買うために古い機種を選ぶなら、そこだけはメーカー公式で確かめてください。
AQUOSの240Hzは、1秒間に240回描き直すという意味ではありません。シャープ公式は「毎秒120回の表示更新に連動して間に黒画面を挿入し、4倍の毎秒240回の表示状態の変化を実現」と説明しています。
あわせて「アプリケーション側の仕様により、4倍速(240Hz)表示にならない場合があります」とも書かれていますよ。
滑らかさを最優先で選んだ人ほど、はっきり体感していない
最後に、少し意外な結果を紹介しますね。何を重視して選んだかで、体感の度合いが変わっていました。
| 最も重視した点 | はっきり体感できた |
|---|---|
| 処理性能(SoC)の高さ・動作の軽さ | 31.0% |
| 発熱の少なさ・冷却性能 | 17.4% |
| 画面の滑らかさ(高リフレッシュレート) | 15.4% |
| バッテリーの持ち | 4.2% |
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当編集部調べ(2026年7〜8月)
滑らかさを最優先で選んだ方は15.4%しか「はっきり体感できた」と答えていません。処理性能を重視した方の31.0%より低い数字ですね。
画面が高いHzに対応していても、ゲーム側がその速さで描いてくれなければ滑らかにはなりません。プレイするタイトルが対応していなければ、画面だけ良くしても差は出にくいということですね。
いっぽう処理性能から選んだ方は、結果として画面も良い機種を引き当て、ゲーム側が速く描けるだけの余裕も得ています。滑らかさが欲しいなら、Hzの数字ではなくプロセッサから選ぶほうが近道です。
ドコモで買えるゲーミングスマホ向け機種の比較

ここまでで、見るべき場所は決まりました。あとはどのシリーズを選ぶかですね。
この比較で何を見て、どう決めたか
順位は付けません。プレイするゲームによって、選ぶべき機種が変わるからです。そのかわり、次の4つを評価軸に置きました。
- 性能が落ちるほど熱くなった方の割合(長く遊ぶ人ほど差が出ます)
- ゲームの快適さ(5段階の平均)
- 機種選びの総合満足度(5段階の平均)
- リフレッシュレート(メーカー公式の記載)
調査方法は、ゲーム用にスマートフォンを買った方へのインターネット調査です。調査に答えた方の40.0%が2年以上前に買っているため、機種名では現行機と揃いません。
そこでシリーズ単位でまとめ、現行機のスペックと並べる形にしています。世代が違う点は差し引いて読んでください。
シリーズ別の実データ
| シリーズ | 快適さ | 総合満足度 | すぐ熱くなり性能が落ちる |
|---|---|---|---|
| Galaxy Sシリーズ | 4.06 | 3.85 | 0.0% |
| Xperia 1シリーズ | 3.95 | 4.00 | 13.6% |
| iPhone(Pro/Pro Max系) | 3.85 | 3.62 | 11.5% |
| AQUOS Rシリーズ | 3.27 | 3.50 | 16.7% |
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当編集部調べ(2026年7〜8月)。5段階で5がいちばん良い評価です。回答が少ないシリーズは載せていません。
監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)
同じシリーズでも世代によって中身が変わります。ここに出ている数値は買った時期の違いを含んだものなので、順位ではなく傾向として読んでくださいね。
まず目に入るのはGalaxy Sシリーズの0.0%でしょう。性能が落ちるほど熱くなったという回答が1件も出ませんでした。
いっぽう総合満足度が最も高かったのはXperia 1シリーズの4.00です。快適さではGalaxyに届きませんが、買い物としての納得はこちらが上ですね。
Galaxy Sシリーズは長時間プレイ向き
現行機は Samsung Galaxy S26 Ultra です。サムスン公式によると、画面は約6.9インチで最大リフレッシュレートは120Hzでした(2026年9月8日確認)。
調査でこのシリーズを買った方は、快適さの平均が4.06でいちばん高く、性能が落ちるほどの発熱は0.0%です。1回のプレイが長い方、対戦中に処理が落ちるのが困る方に向いています。
気をつけたいのは大きさですね。約6.9インチは片手で持ちきれません。長時間握るなら、手の疲れも計算に入れておきましょう。
Xperia 1シリーズは満足度がいちばん高い
現行機は Xperia 1 VIII です。ソニー公式では約6.5インチの有機ELで、リフレッシュレートは1〜120Hzの可変と記載されています(2026年9月8日確認)。
総合満足度は4.00でシリーズの中で最も高い数字です。ただし性能が落ちるほどの発熱は13.6%あり、熱に強いとは言い切れません。
画面や音の質を含めて満足したい方に向いています。ゲーム専用ではなく、動画も写真も1台でまとめたい方の選び方ですね。
iPhoneのPro系はゲーム以外も含めた選択
調査でいちばん多かったのがiPhoneのPro系で37.1%でした。快適さは3.85と高いいっぽう、総合満足度は3.62でシリーズの中では低いほうです。
性能が落ちるほどの発熱も11.5%あります。持っている人が多いぶん、ゲーム以外の理由で選んだ方が混ざっていると考えると、この差は理解できますね。
使いたいゲームがiOSでしか出ていない場合や、すでにApple製品でそろえている場合は、これが自然な選択になります。
AQUOS Rシリーズは画面の速さで選ぶ
現行機は AQUOS R11 です。シャープ公式のリフレッシュレートは1〜240Hzの可変駆動で、この記事で比べた中では最も速い記載でした(2026年9月8日確認)。
ただし調査での快適さは3.27で、シリーズの中では低い数字です。回答者が持っていたのは前の世代なので、現行機と同じとは限りません。
画面の速さを最優先するなら候補に入りますが、調査の数字だけで判断しないほうがよいシリーズです。店頭で実際に触ってから決めてくださいね。
妥協せず最上位チップの機種を選びましょう。
もっと安いものでも行けたかもしれないこと
この2つは正反対に見えますが、どちらも本当です。高負荷3Dを長く遊ぶなら前者、パズルや音ゲーが中心なら後者が当てはまります。プレイするゲームを先に決めてから、予算を決めてください。
ドコモでゲーミングスマホを買う手順と費用

機種が決まったら、買い方です。ドコモは価格の見せ方に特徴があるので、そこから説明しますね。
表示されている価格は返却が前提
ドコモオンラインショップの機種一覧を開くと、価格が「いつでもカエドキプログラム適用時 お客さま負担額」として出ていますよ(2026年9月8日確認)。
2026年9月8日に当編集部が取得
この金額は、2年後に端末を返すことを前提にした額です。返さずに使い続けると、支払う総額は変わります。
同じページには「機種本体の正式な価格はお客さまのご契約状況によって異なるため、購入手続きに進まれた後にご確認いただけます」という注記もありました。表示額をそのまま自分の支払額だと思わないでくださいね。
いつでもカエドキプログラムで払う額が変わる
ドコモ公式によると、このプログラムは利用する時期で3つに分かれます(2026年9月8日確認)。
2026年9月8日に当編集部が取得
公式の説明を要点だけ書き出しますね。
これは安く買うための制度ではなく、2年で手放す前提の制度です。2年ごとに買い替える方には向いていますが、4年使いたい方には残価の再分割が重くのしかかります。
監修者/高木 健太朗(株式会社ドミニオン)
返却プログラムは値引きではなく、端末を返すことと引き換えに支払いを減らす仕組みです。返せない事情が起きたときの負担まで見てから選びましょう。
ゲーム用だからこそ、返すときの状態に気をつける
2026年9月8日に当編集部が取得
返却するときに端末が機能不良品と判定されると、故障時利用料が加わります。画面の焼き付きや液晶の異常も、公式ページに例として挙げられていました。
ゲーム用の端末は毎日長時間、同じ画面を表示し続けます。2年後に返す前提で買うなら、返せる状態を保てるかどうかも計算に入れてください。
ケースと保護フィルムを最初から付ける。この一手間が、2年後に22,000円を払わずに済むかどうかを分けますよ。
買う前に確かめる3つ
広告を含みます。表示価格は変わることがあるため、購入前に公式サイトでご確認ください。
あわせて読みたい
ドコモオンラインショップの割引については、こちらの記事で解説しています。
ドコモのゲーミングスマホが向く人と向かない人

ここまでの内容を、向き不向きの形にまとめておきますね。
2枚のカードで見比べる
- ✓ いまドコモを使っている
回線も端末も窓口がひとつで済みます - ✓ 2年ごとに買い替える
返却プログラムの表示額のまま収まります - ✓ おサイフケータイと5Gを両方使う
ドコモの周波数にすべて対応しています - ✓ 1回のプレイが30分を超える
8万円以上の機種で処理落ちが減ります
- ✕ 冷却ファンやトリガーが欲しい
ドコモの一覧に該当する機種がありません - ✕ 同じ端末を4年以上使いたい
残価の再分割で支払いが延びます - ✕ 端末代をとにかく抑えたい
ハイエンド機が中心の品ぞろえです - ✕ 画面を毎日長時間つけっぱなしにする
返却時の判定で故障時利用料がかかることがあります
迷ったときの決め方
2枚とも当てはまるところがある場合は、1回のプレイ時間で決めてください。30分を超えるなら熱を優先し、10分程度なら価格を優先します。
調査では、発熱の少なさを狙って選んだ方の満足度が45.0%といちばん低くなっていました。狙っても避けきれないのが熱なので、完全に避けようとしないほうが結果的に納得できます。
ドコモのゲーミングスマホのよくある質問

ドコモでゲーミングスマホは買えますか?
ゲーミング専用ブランドの機種は買えません。ドコモ公式の一覧に並んでいたのは、AQUOS・Xperia・Galaxy・Google Pixel・arrows・motorolaです(2026年9月8日確認)。ゲームを快適に動かすなら、この中のハイエンド機から選ぶ形になりますね。
ゲーミングスマホの欠点は何ですか?
発熱と価格です。当編集部の調査では、買ったあとに後悔した点の1位が発熱で41.2%、3位が価格で30.9%でした。長時間プレイでの発熱は72.9%が「多少熱くなる」と答えていて、価格を上げてもこの割合はほとんど変わりません。
ドコモのスマホでいちばんゲームが快適なのはどれですか?
調査ではGalaxy Sシリーズの快適さが4.06でいちばん高く、性能が落ちるほど熱くなった方は0.0%でした。ただし総合満足度はXperia 1シリーズの4.00が最も高くなっています。長く遊ぶならGalaxy、画面や音も含めて満足したいならXperiaという分かれ方ですね。
高い機種を買えば発熱しませんか?
熱そのものは消えません。「長時間だと多少熱くなる」は16万円以上でも73.9%で、5万円未満の70.0%とほぼ同じでした。変わるのは「すぐ熱くなり性能が落ちる」ほうです。予算は処理が落ちない状態を保つために使ってくださいね。
リフレッシュレートはドコモのサイトで確認できますか?
確認できません。3機種のスペックページを全文検索しましたが、リフレッシュレートもHzの記載も0件でした(2026年9月8日確認)。ディスプレイの行はサイズ・種類・解像度だけです。メーカーの公式サイトなら、同じ機種でもはっきり書かれていますよ。
SIMフリーのゲーミングスマホをドコモ回線で使えますか?
使えますが、5Gの一部が抜けます。ドコモの5Gにはn79(4.5GHz帯)が含まれますが、REDMAGIC 11 Proの公式スペックはn78までの対応でした(2026年9月8日確認)。n78には対応しているので5G自体はつながりますよ。
ゲーム用に安く買う方法はありますか?
いつでもカエドキプログラムを使う方法があります。23ヶ月目までに端末を返すと、24回目(残価)の分割支払金が不要になります(2026年9月8日確認)。ただし返さない場合は支払期間が49ヶ月に延び、返した端末が機能不良品と判定されると故障時利用料がかかります。2年で手放す前提の方に向いた方法です。
まとめ:ドコモのゲーミングスマホは熱で選ぶ

ドコモにゲーミング専用の機種はありません。買えるのは、ゲームも動くハイエンド機です。
そして熱は、いくら払っても消えません。「長時間だと多少熱くなる」はどの価格帯でも7割前後でした。減らせるのは、処理が落ちるほどの熱のほうです。
買う前にやることは、次の3つに絞られます。
- メーカー公式でリフレッシュレートを見る:ドコモのスペック表には載っていません
- 1回のプレイ時間で予算を決める:30分を超えるなら8万円以上が目安です
- 2年で手放すかを決める:返却プログラムは2年で返す前提の制度です
調査で満足度がいちばん低かったのは、発熱の少なさを狙って選んだ方たちでした。熱を消そうとするのではなく、熱くなっても落ちない機種を選ぶ。この切り替えができると、機種は自然に絞られていきますよ。
まずは、いま気になっている機種の名前でメーカー公式を開くところから始めてみてはいかがでしょうか。
あわせて読みたい
ドコモそのものの使い心地は、こちらの記事で解説しています。
ドコモのゲーミングスマホの調査はどう行ったか
どうやって調べたかも開示しておきますね。
アンケート:ゲーム用途でスマートフォンを購入した方に、インターネット調査で回答していただきました。調査時期は2026年7月から8月です。本文で引用した声は、いただいた回答の原文をそのまま載せています。
評価の軸:性能が落ちるほど熱くなった方の割合、ゲームの快適さ、機種選びの総合満足度、リフレッシュレートの4つで見ています。順位は付けていません。
集計の単位:回答者の40.0%が2年以上前に端末を買っているため、機種名では現行機と揃いません。そこでシリーズ単位でまとめ、現行機のスペックと並べています。
各機種の条件:リフレッシュレート・画面サイズ・プロセッサは、各メーカーの公式サイトで2026年9月8日に確認しました。ドコモの取扱機種と対応周波数帯、いつでもカエドキプログラムの条件はドコモ公式で同日に確認しています。
実画面:2026年9月8日に、ドコモ公式・ドコモオンラインショップ・各メーカー公式の画面を、スマホの画面幅(390px)で表示して撮影しました。契約や購入はしていません。
実施していないこと:端末の温度を測る検証は行っていません。発熱についてはすべて利用者の回答であり、当編集部が計測した結果ではありません。機種ごとの本体価格も、時期と在庫で変わるため本文に書いていません。
この記事の監修者

高木 健太朗
格安SIM・光回線のWEBメディアを監修するプロ
株式会社ドミニオン所属の外部監修者(モバチェンの運営会社とは別の会社の方です)
光回線の法人営業に約10年従事し、一次代理店のマネージャーを歴任。 回線工事の立ち会いなどの現場経験をもとに、格安SIM・光回線ジャンルの記事を監修しています。
マイベストプロ北海道において、北海道テレビ放送の審査を通過した登録専門家として掲載されています。
監修範囲:料金条件/返却プログラムの条件/比較の公平性。個々の機種の性能評価は監修範囲に含めません。
2026年9月10日 監修

